青☆組、オスカー・ワイルドと小川未明を原作とした5つの短編紡ぐ「青色文庫」

「青☆組『青色文庫 -其五、夜長月の童話集-』」が、9月11日から16日まで東京・アトリエ春風舎で上演される。

吉田小夏が主宰する青☆組が2012年から開催している「青色文庫」は、名作文学を原作としたドラマリーディング企画。 第5弾となる今回は、新劇団員・蓑輪みきのお披露目公演として、約11年ぶりに劇団員のみで公演が行われる。

本公演ではプログラムAとBが回替わりで上演される。オスカー・ワイルドを原作としたプログラムAは、新作「小夜鳴鳥と赤い薔薇」と、青☆組のレパートリー「幸福の王子」の2本立て。小川未明を原作としたプログラムBでは、今回リクリエイションされた「野ばら」と、新作「月と海豹」「月夜とめがね」の計3本が披露される。「野ばら」では、76歳の劇団員・藤川修二が老兵と青年兵を一人二役で演じる。