中村米吉が入籍を発表「おしゃべりと笑いに満ちた家庭を築いていきたい」

中村米吉が、1月22日に入籍したことを自身のInstagramで本日発表した。

Instagramで米吉は、5月末に挙式を予定していることを明かしつつ、「新春浅草歌舞伎も一区切りを迎え、ヤマトタケルの初日を控える、キリのいい30歳のうちにと思い、本日皆様に発表させて頂く運びとなりました」とつづる。自身のパートナーについては「至らぬ私を支え、励まし、時には叱ってくれ、私と同じくらいおしゃべりで、歌舞伎を好きでいてくれる良きパートナーです。まだまだ未熟な私ではありますが、夫婦で手を携えて、おしゃべりと笑いに満ちた家庭を築いていきたいと思います」と語り、「人生の一つ節目を迎えまして、益々芸道に精進して参る所存でございますので、変わらぬご指導ご声援をよろしくお願い致します」と語った。

さらに米吉は、Instagramに掲載された白無垢にベール姿の自身の写真に触れて、「なお、私は“花婿”でありまして、“花嫁”ではございません。紛らわしい写真でのご報告、お詫び申し上げます笑」とちゃめっ気たっぷりに結んだ。

米吉は1993年、東京都生まれ。播磨屋。中村歌六の長男。2000年に中村米吉の名を襲名して初舞台。2011年から女方を志し、「鬼一法眼三略巻 菊畑」で皆鶴姫、「与話情浮名横櫛」でお富、「松浦の太鼓」でお縫、「仮名手本忠臣蔵 七段目」で遊女お軽、「絵本太功記」で初菊などを勤める。2015年には「鳴神」の雲の絶間姫役の演技で十三夜会奨励賞、2021年には第42回松尾芸能賞で新人賞を受賞。近年の出演作は「風の谷のナウシカ 上の巻 ―白き魔女の戦記―」や「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」など。2月4日に開幕するスーパー歌舞伎「三代猿之助四十八撰の内『ヤマトタケル』」では、兄橘姫 / 弟橘姫を勤める。

中村米吉が結婚を報告