新国立劇場バレエ団「『白鳥の湖』<新制作>」が明日10月23日より、東京・新国立劇場 オペラパレスにてスタートする。それに先駆け、本日22日に公開舞台稽古が行われた。
「『白鳥の湖』<新制作>」は、
「『白鳥の湖』<新制作>」は人物の心情がわかりやすく描かれ、演劇的要素が色濃く立ち上がるバレエ作品。父の死によって戴冠し、結婚相手を決めなければならないジークフリード王子と、白鳥に姿を変えられたオデット姫が、“永遠の愛の世界”で結ばれる様子を描く。
舞台稽古では、静けさが漂う湖畔、華やかな宮廷、クライマックスでの激しさのあるシーンなどで、舞台上にそれぞれ重厚な装置が建て込まれ、その中でダンサーたちが美しく舞った。細かい装飾が施された衣裳は豪華で、劇世界を作り上げる大きな要素を担う。舞台稽古でオデット / オディール役を演じたのは
1年の延期を経ての上演となる本作は、カンパニーの気迫が観客席にまで伝わるような、厚みのあるプロダクションとなった。上演時間は休憩を含む約3時間5分。公演は11月3日まで新国立劇場 オペラパレスで行われたあと、7日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センターでも上演される。
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新国立劇場 2021 / 2022シーズン 新国立劇場バレエ団「『白鳥の湖』<新制作>」
2021年10月23日(土)~11月3日(水・祝)
東京都 新国立劇場 オペラパレス
2021年11月7日(日)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール
振付:マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ /
演出:ピーター・ライト
共同演出:ガリーナ・サムソワ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演
オデット / オディール:
ジークフリード王子:
※長野公演には米沢唯と速水渉悟が出演。
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【公演レポート】「やっとたどり着けた」と吉田都、新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」明日開幕
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