東京・渋谷に新たなライブハウス、SHIBUYA FOWS(シブヤフォウス)が2025年春にオープンする。
SHIBUYA FOWSはFiLL'sホールディングス株式会社が手がける、“さまざまなカルチャーが混ざり合い、人と人とがつながる場所”をコンセプトに掲げたライブハウス。店名は始まりの場所、交流の場所、共通の趣味などを意味するタロットカードのFOUR OF WANDSが由来で、「多くのアーティストがこの場所をきっかけに繋がり、羽ばたいていってほしい」という思いが込められている。
キャパシティは約200人で、新築ビルにスケルトンの状態から設計。ステージ背面に大型LEDビジョン配備、同規模のキャパでは珍しい音響設備の導入など、“やりすぎ”なこだわりを詰め込んだ会場となる。また同ビルの1階にはカフェ兼イベントスペース・SHIBUYA XXIも併設され、路面でのサイネージ広告、LEDパネルを用いた映像演出が可能な設備を完備。ライブハウス特有の入りにくさを非言語型システムや視覚的な同線で解消する。
なおFiLL'sホールディングス株式会社は、東京での活動を検討している人を対象にした「上京支援」、デュアルキャリアやセカンドキャリアに合わせた「キャリアコンサルティング」「シェアハウス」などの事業も展開。さらにイチからアーティストを育てていくマネージメント環境、ホールディングス内で行っている人材紹介や飲食事業などの事業と連携した経済圏を構築し、その収益を音楽業界へ還元していく構図を作り上げていくことで、多角的にアーティストの活動を支援することをアナウンスしている。
湯浅晃平氏(SHIBUYA FOWS代表)コメント
ライブハウスが抱える課題を解決し、バンドシーン、ライブシーンを盛り上げる為、そして、本当にカッコいいアーティストが輝く場所を作りたくて、渋谷の一等地にライブハウスを出すことを決めました。
1階に大型のサイネージを設置しアーティスト情報や生のライブ映像を投影したり、ライブハウスをDX化し、非言語型で外国人観光客も含めアクセスしやすくするなどで、ライブハウスをもっと入りやすい場所へ。
そして、オウンドメディアを立ち上げ、SNSや雑誌を駆使してライブハウス側が発信力をつけることにより、アーティストだけではリーチしづらい層へのアプローチを行うことで、ライブハウス側がアーティスト認知、集客の力になること。
また、「やりがい搾取」にならないように、運営スタッフがキャリアアップ、スキルアップができる環境をライブハウスでも作ること。
経営者兼バンドマンでもある自分が今までに感じていた、「こういうライブハウスがあればいいのに」を詰め込んだ場所が、最高の仲間と共に動き出します。
この場所が、多くのアーティスト、そして足を運んでくださるお客様にとって「音楽をもっと好きになる場所」になることを願っています。
鈴木慎哉氏(SHIBUYA FOWS統括)コメント
このたび、渋谷FOWSの統括を任されました鈴木慎哉です!
振り返れば15年前、下北沢ReGの初代店長として、系列店もなく、新築ビルに内装から全て作っていくライブハウスの立ち上げなど、二度と経験する事は無いと思っていましたが…二度目がありました。
渋谷センター街に、最新設備を搭載した“やりすぎ”なライブハウス「渋谷FOWS」の初代店長を務めます!
社長が“妥協”をどこかに置き忘れたのか、狂ったように積み増されていく費用にいささか引きつつもプレッシャーと共に、身が引き締まる思いです。
渋谷FOWSでは最先端の設備を搭載しながらも、人の温もりが感じられる居心地の良い場所を目指していきます。出演してくださるアーティストの皆さま、そしてご来場いただくお客様全員に、特別で満足感の高い時間を提供できるよう全力を尽くします!
そして、今はまだ明かせぬハード面での「隠し玉」も持っています…
続報にもご期待ください!
人生で二度目の「ゼロからの挑戦」に全力で立ち向かっていきますので、応援よろしくお願いします!
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おとひめ @TENGU_0125
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