このライブはタイトルの通り、本日10月28日に22歳の誕生日を迎えた中山のひと足早いバースデーライブとして行われたもの。エビ中は2016年より毎年各メンバーの誕生日前後にソロライブを行っており、中山は16歳の頃から毎年同じ「中山莉子の生誕祭。」というシンプル極まりないタイトルでソロライブを重ねてきた。今回は2016年の初回から母親のリクエストがありながらなぜか毎回断り続けていたという広末涼子「MajiでKoiする5秒前」のカバーで幕開け。さらに齊藤なぎさ(=LOVE)のソロ曲「現役アイドルちゅ~」と、アイドル全開のキュートなポップスを連発して冒頭から大いにフロアを沸かせた。
「出席番号12番、中山莉子でーす」と笑顔で挨拶した中山は、母のリクエストを長年断っていたというエピソードや、いとこのリクエストだった「現役アイドルちゅ~」にはエビ中メンバーが「可愛いよー!」といった掛け声で参加しているという裏エピソードを明かす。そして「次の曲に行きたいんですが……皆さん、最近笑えていますか? マスクをしているから、表情筋の衰えが早くなったと思うの。口角を上げて楽しいことを考えると自然と笑顔になるじゃん? だから今回は皆さんが笑顔になれるようなかわいい曲を持ってきました」と宣言すると、森七菜の歌唱で再ヒットしているホフディランの「スマイル」を披露。ステージ背面のスクリーンには、いとこが編集したというエビ中メンバーの写真をたっぷり使った動画が流れ、観客のマスクの下の口元をほころばせた。2014年に発表された最初のオリジナルソロ曲「ペコペコリーヌ」では、得意のバトントワリングも披露された。
ファンから事前に寄せられた質問に次々答える恒例の1問1答コーナーでは「早起きは得意ですか? 何か工夫や心がけていることは?」「自分をおでんの具に例えるとなんですか?」「元気ですかー?」「今までで一番好きなエビ中の衣装は?」「今何問目?」といった幅広い質問にサクサクと回答。「真山さんにひと言」とメンバー真山りかへのコメントを求められた中山は、この日は仕事が重なっていてライブを見学できない真山が、わざわざリハーサル時に足を運んでいたことを明かし、「すごいよね。見習いたいと思います」と姿勢を正した。
ライブ中盤のブロックには、中山の同期で同い年の“相棒”
終盤に向けて中山がスタンバイしていると、突然スクリーンに映像が流れ出す。「りったん、お誕生日おめでとうございまーす」とスクリーン越しに呼びかけたのは、舞台共演で仲を深めたという元
アンコールを求める拍手に応えて再度ステージに上がった中山は、さらに「オメカシ・フィーバー」「MISSION SURVIVOR」とエビ中のアッパーチューン2曲をパフォーマンス。観客との記念撮影で7回目のソロ公演を締めくくった。
中山莉子「中山莉子の生誕祭。」2022年10月24日 KT Zepp Yokohama セットリスト
01. MajiでKoiする5秒前(オリジナル:広末涼子)
02. 現役アイドルちゅ~(オリジナル:齊藤なぎさ)
03. スマイル(オリジナル:ホフディラン / 森七菜)
04. ペコペコリーヌ
05. 愛のテーマ(オリジナル:毛皮のマリーズ)
06. チェリー(オリジナル:スピッツ)
07. ナガレボシ
08. 若者のすべて(オリジナル:フジファブリック)
09. 制服報連相ファンク
10. トキメキ的週末論
11. フォーエバー中坊
<アンコール>
12. オメカシ・フィーバー
13. MISSION SURVIVOR
まさよし隊員💋🐶💜@ @dorimasayoshi
ナタリーしか勝たん。ありがとう。お誕生日おめでとうございますのタイミングで。ソロコンレポ https://t.co/KFAAXxToIt