JASMINEにとって初めてとなるワンマンツアーは、シングル購入者を対象に抽選で計1万人を招待。最終日の東京公演には約2500人のファンや多数の関係者が駆けつけ、超満員の中主役の登場を待ちわびた。
暗転後、スクリーンにこれまでのJASMINEのビジュアルの変遷をたどる映像が映し出される。そして1曲目「This Is Not A Game」のイントロとともに幕が落ちJASMINEが姿を現すと、オーディエンスは盛大な歓声で彼女を迎えた。
ダンサー4人を引き連れてクールなパフォーマンスを繰り広げたJASMINEは、そのまま「恋」も歌い上げ、MCへ。「はじめまして! JASMINEです!」と元気よく挨拶し、ファンもそれに黄色い声で返す。彼女は次の曲の前置きに「J.A.S.M.I.N.Eでジャスミンなんですけど、よく最後のEを忘れられちゃったりするので、自己紹介的な曲を作りました!」と話し、「L.I.P.S.」で観客とのコール&レスポンスを楽しんだ。
中盤の「Jealous」からは、それまでステージ後方を隠していた柵状のLEDが移動し生バンドがお目見え。JASMINEも最初の衣装チェンジをして再登場した。その後改めて始まったMCタイムでは、彼女の無邪気で奔放なキャラクターに会場内があたたかな空気に包まれた。
ライブ後半はJASMINEのデビュー曲「sad to say」からスタート。「今まで生きてきた中で、しんどいなぁって思う辛い別れもあって、その相手に対して歌った」というこの曲では、会場のファンが一斉にピンク色のサイリウムを灯すというサプライズも起こった。次に1stアルバム収録の新曲「Why」、4枚の鏡を使った演出の「No More」、スクリーンに流れる歌詞をじっくり聴かせた「dear my friend」を経て、最後に壮大なバラード「Dreamin'」へ。JASMINEには白い羽が、フロアには金色の紙吹雪が降り注ぐ中、渾身の歌声を響かせた彼女は一旦ステージを後にした。
熱いアンコールに応えて再び戻ってきたJASMINEは、最後にもう一度「sad to say」を披露。バンドメンバーやダンサー、ファンと一体になって会場はこの日一番の盛り上がりをみせた。全11曲、約60分のライブで極上のエンタテインメントショーを展開したJASMINEは、「また絶対帰ってくるからなー!」と宣言して初のツアーを締めくくった。
セットリスト
01. This Is Not A Game
02. 恋
03. L.I.P.S.
04. i'm in luv wit u
05. Jealous
06. sad to say
07. Why
08. No More
09. dear my friend
10. Dreamin'
<アンコール>
11. sad to say
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音楽ナタリー @natalie_mu
JASMINEワールド全開!初ワンマンツアー笑顔で完走 http://natalie.mu/music/news/34120