原雅明の新刊「Jazz Thing ジャズという何か ジャズが追い求めたサウンドをめぐって」が3月30日に発売される。
この本は原にとって約9年ぶりの著書で、フライング・ロータスやロバート・グラスパー、ケンドリック・ラマーなど近年話題のアーティストの作品が“ジャズという何か”から生まれていることに着目した論考が360ページにわたり展開される。
取り扱われる内容は「マイルス・デイヴィスとプリンスとの関係をジャズの側面から初めて掘り下げる」「ドン・ウォズと共に蘇生したBlue Noteの現在 」「ディアンジェロやエリカ・バドゥらのネオソウル / ヒップホップのコミュニティとジャズとの関係、影響を掘り下げる」「カマシ・ワシントンやサンダーキャットを生み出したLAジャズの歴史と特質を掘り下げる」など。執筆活動やDJ、レーベル運営のほか、アメリカのクラブイベント「LOW END THEORY」を日本に招聘したり、アメリカの非営利ネットラジオdublabの日本ブランチdublab.jpを運営したりと幅広い活動の中から音楽を紹介し続けている著者が、独自の視座から“80年以降のジャズ”を総括する。
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- DU BOOKS: Jazz Thing ジャズという何か - ジャズが追い求めたサウンドをめぐって / 原 雅明
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