のっちはゲームがしたい! 第15回(前編) [バックナンバー]
完全初心者だけどやるかポケカ!開発会社クリーチャーズでポケモンカードバトルに挑戦しました
パック開封も初体験、一発目からあのカードが……!?
2023年12月3日 12:30 124
ゲームが大好きな
2022年に一番遊んだゲームが「ポケットモンスター バイオレット」だったというのっちさんは、これをきっかけにポケモンそのものに興味を持ち始め、日本初の本格的トレーディングカードゲームであるポケカにもチャレンジしてみることに。そこで開発を手がける株式会社クリーチャーズを訪問し、イチからいろいろなことを教えてもらいました。
前編となるこの記事では、ポケカの周辺グッズや対戦ルールなどについて学びつつ、実際にカードバトルに初挑戦。後編では開発スタッフの方々との対談で、長い歴史のあるポケカがどのように作られているのかにのっちさんが迫ります。
取材
壁一面ポケカ模様! 巨大ポケカ彫刻! 美しいオフィスにびっくり
取材日の時点ではポケカを触ったことすらなかったのっちさん。いつもとは少し違って「イチから勉強させてもらいます!」というモードでクリーチャーズのオフィスにやってきました。
エントランスに足を踏み入れるなり、のっちさんはその美しい内装にびっくり。真っ白な壁を切り抜いて作られたポケカの模様が壁一面に並ぶ、まるで大量のポケカに包まれているような光景に、「えっ! なんでこんなことしようと思ったんですか……?(笑)」と驚きの声を上げます。
壁を眺めていたのっちさんは、1枚だけ周りと違う、炎のマークのカードを発見。実はこの部屋いっぱいに付いている無数のカードの中には、エネルギーカードの模様が描かれたものが混じっているんです。そのカードは基本エネルギーの数だけ9種類あるらしいのですが、案内していただいた社員さんもすべての場所は把握していないそう。のっちさんはその遊び心たっぷりなインテリアデザインに感心しつつ、夢中でほかのエネルギーカードを探し始めました。
壁にはそのほか、ポケカをモチーフにした大きな彫刻も飾られています。これはアメリカの現代アーティスト、ダニエル・アーシャムさんによる「1000年後にポケモンが発掘されたとしたら」をテーマにした作品シリーズ。2020年からいろいろな美術館を巡回して展示されたのち、クリーチャーズが購入したんだそうです。
こちらは1999年に発売された最初の英語版ポケカのリザードンを忠実に再現した彫刻です。作品の一部は結晶化していて退廃した雰囲気に。目の前で作品を見たのっちさんは「うーん、これはカッコいい!」と唸ります。
クリーチャーズのオフィスは九段下駅のそばのビルに入っているため、窓からは日本武道館やその周囲のお堀を一望することができます。なかなか見ることがない角度からの武道館を興味深く眺めるのっちさん。思わず「池、すごっ」とポツリ。
カフェスペースはポケモンだらけ、カウンターはあのカフェを再現
別のフロアにはカフェスペースもあり、いたるところにポケモンたちが。ソファの上にたくさん並んでいるピカチュウのぬいぐるみは、形や表情がすべて違うそうで、のっちさんは「ホントだ、目の光の入り方も違う!」「この子が一番好きかなー?」と1つひとつチェックしていました。
カフェスペースの一角には、Nintendo Switchソフト「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」に登場するハイハットカフェを再現したカウンターが。ここには株式会社ポケモン代表取締役社長、株式会社クリーチャーズの創設者である石原恒和さんが自ら焙煎したコーヒー豆や、マグカップなどお手製の陶芸作品が並んでいます。これらコーヒーは社員の方は自由に飲んでいいんだとか。
「ええっ! めっちゃいい匂い……!」と、のっちさんはコーヒーに興味津々。コーヒーグラインダーを見て「いいなあ、おうちで使ってみたいなあ。思い切って買っちゃおうかな……」とうらやましがるなど、コーヒー好きとしての一面を垣間見せていました。
ポケカのおねえさんといっしょに、パック開封を初体験
ポケカの遊び方を習得したいのっちさんのために、最初に先生として来ていただいたのは“ななっぷる”さん。ポケモンカードのYouTube公式チャンネルで日々ポケカの楽しさを届けている「ポケカのおねえさん」です。
「のっちさんがポケモンカードに興味を持ってくださってるということで、すごくうれしいです!」と、ななっぷるさんは笑顔で挨拶。のっちさんにポケカをより楽しく遊んでもらえるようにと、私物も含めて周辺グッズをたくさん持ってきてくれていました。どんなグッズがあるのか、さっそく教えてもらいましょう。
テーブルに並べられたグッズの中から、最初にのっちさんが気になったのはプレイマット。これはポケカで対戦するときにテーブルに敷くもので、バトル場、サイド、デッキ、ベンチ、トラッシュ、スタジアムという、カードを置く場所が描かれているので対戦時にわかりやすくなります。
のっちさんが「みんなこのプレイマットを自分で持ってるんですか?」と聞くと、ななっぷるさんは実際に自分が使っている1人分サイズのハーフプレイマットを見せてくれました。
「自分の好きなポケモンが描かれてるプレイマットを持ち歩いている人は多いです。やっぱりテンションが上がるんですよね(笑)」というななっぷるさんの説明を聞き、のっちさんは「私けっこう形から入りたいタイプだから、これをゲットするのはいいかもしれない。ホゲータとかミライドン、カメックス、ガラルのすがたのニャースとかのプレイマットがあったら欲しいなあ……」とつぶやいていました。
続いてななっぷるさんが紹介してくれたのは、自分のデッキを持ち歩くためのデッキケース。対戦で使う60枚のカードや、ポケモンが受けたダメージの量がわかるようにカードに乗せるダメカンなどを収納することができます。ふわふわしたピカチュウのぬいぐるみ型デッキケースが、のっちさんの物欲を刺激します。
そしてこちらはデッキシールド。対戦に使うカードを保護してきれいに保つためのスリーブで、1枚ずつこの袋に入れるんです。
ななっぷるさんの「カードを傷から守ってくれるだけでなく、これに入れているとシャッフルがしやすくなります。あと、何より見た目がカッコいいじゃないですか。いろんなデザインがあるんですが、例えば『リザードンを使ったデッキを組んでみたよ』というときに、この悪テラスタルリザードンのデッキシールドに入れていたらやっぱりテンションが上がりますね」という解説を聞き、のっちさんは「なるほどー。1枚1枚をこの中に入れてたら、カードにより愛着が湧きそう」と納得していました。
ピカチュウがいっぱい描かれてるこちらはコレクションファイル。最大20枚のリフィルで360枚のポケカを収納できます。自分が好きなポケモンをどんどん入れていくも良し、ポケモンずかんのナンバー順に並べるも良し。大事なカードの整理がはかどります。
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「のっちはゲームがしたい!」
第15回の前編が公開🎮
今回は「ポケモンカード」🧚♀️
長い歴史のあるポケモンカードが
どのように作られているのかに
のっちが迫ります🫶🏻
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