第49回アヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門グランプリ(クリスタル賞)、第53回アニー賞にて長編インディペンデント作品賞を受賞した本作。気候変動によって荒廃が進んだ2075年を舞台に、10歳の少女イリスが遠い未来から不時着した少年アルコと出会うさまが描かれる。劇中では、未来へ帰る手がかりを求めるアルコと現実に縛られたイリスが、虹色のスーツに秘められた謎を追いながら“虹の道”を探す。
この度解禁された新映像には、ロボットたちがなだれ出てくるシーンや「スーツについてるダイヤが無いと、僕は自分の世界に帰れない」というセリフが収められた。
ビアンヴニュは「脚本を書くうえでもっとも大切にしたのは、『すべてを“子供たちの目線”─彼らの想像力や恐れを通して描くこと』。“アルコ”は私の創作の本質──すなわち『継承』というテーマの延長線上にあります。ともに生きる未来のあり方、幸福や愛、人間性の可能性─そうしたものを、私たちが今切実に欠いている世界の中で問い直す試みです」と説明。「作品には、私の代表的なキャラクターである『ミッキ』も登場します。彼は、親の代わりとなる存在であり、記憶をつなぐ者として、私のあらゆる作品に登場してきました。本来出会うはずのなかった、異なる時代の子供同士の出会いがもたらす冒険を通して、『私たちにも、よりよい世界をともに築くことができる』──そんな希望の種を、観客の心にまきたいと願っています」と思いを伝える。
また「私が目指していたのは、すべての人に向けた映画─クラシックでありながら野心的で、自分がこの道を志すきっかけとなった、あの心に深く刻まれた冒険映画たちの系譜に連なる作品をつくることでした。例を挙げれば──『E.T.』『ピーター・パン』『ピノキオ』『となりのトトロ』『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』『天空の城ラピュタ』『やぶにらみの暴君』『キリクと魔女』など。いずれも、大衆向けでありながら非常に質の高い作品で、軽やかな表現の裏に、現実を生き抜く力や、人間性、他者との関係、そして世界との向き合い方を鋭く問いかけてくる作品たちです」ともコメントした。
「ARCO/アルコ」は、4月24日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。日本語吹替版には黒川想矢、堀越麗禾、山里亮太(南海キャンディーズ)、梶裕貴、前野智昭、落合福嗣、伊駒ゆりえ、日向未南が参加する。
映画「ARCO/アルコ」予告編
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映画ナタリー @eiga_natalie
ダイヤが無いと帰れない…「アルコ」予告編公開
監督インタビューも到着
“この道を志すきっかけとなった映画”としてスタジオジブリ作品にも言及
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