SF映画のポスターを集めた「SF映画ポスター・コレクション ’60s - ’80s」が、3月27日にトゥーヴァージンズより発売される。価格は税込4510円。
本書では「
作品は「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」「
なお東京・紀伊國屋書店 新宿本店、ヴィレッジヴァンガード 下北沢店、代官山 蔦屋書店、大垣書店 麻布台ヒルズ店では先行販売およびポスター展が実施中。一部対象書店では、本書に収録のポスターを使用したポストカードがプレゼントされる。3名の書店員よる推薦コメントは以下に掲載している。
SF映画ポスター・コレクション ’60s - ’80s
トゥーヴァージンズ 2026年3月27日(金)発売
価格:税込4510円
仕様:A4変 / 並製 / 256ページ / オールカラー
櫛田耕太(紀伊國屋書店 新宿本店)コメント
過剰で大胆で独創的──。
まだ手書きが主流だった60~80年代のSF映画ポスターの傑作群がここに集結。
ロバート・マッギニスやビル・ゴールドに代表されるように、「バーバレラ」の各国版アートワークの競演はこのポスターコレクションのハイライトのひとつだろう。
デザイナーたちの裁量に任された大胆かつ自由なポスターが溢れるなかで、逆に世界共通デザインを生み出した映画広告図案士・檜垣紀六の「ブレードランナー」の痺れるカッコよさ。
どのページでもいいから開いてみてほしい。
映画がスマホサイズに成り下がった現代において、掌には到底収まりきらない異常なまでの密度の濃さ、熱量の高さに目が眩むだろう。
アルゴリズム広告とは無縁の強烈なカウンターパンチが貴方を待ち受けている。
長谷川朗(ヴィレッジヴァンガード 下北沢店)コメント
SNSでいくらでも情報が転がり得られる時代に、現代の日本の映画のポスターは情報が多すぎる。
もっとデザインを尊重して…とか、昔は…とか普段から思われがちだけど、このSF映画のポスターコレクションを見てもやっぱり昔から日本のポスターは情報が多かった!笑。
日本語だから情報に見えて、英語だからデザインに見えるのか?
そんな情報過多は日本独自の熱量でかっこよく、本誌掲載のジョン・カーペンター監督作「ゴーストハンターズ」なんてそのいい例で、「おもしろラビリンス〈迷宮〉アドベンチャー大作!」「インディージョーンズ的スリルとサスペンス! 新パターンのジェットローラーアクション!」と、キャッチコピーの圧が強い。もちろんキャッチ―なキャラクターも可能な限り載せる。
現代のデザイン性が高いポスターとは真逆のようなテンションがうれしい。
そしてこの本は各国のデザインが比べて見られるところも見所。特に個人的におすすめの国はポーランド、ハンガリー、チェコの東欧諸国。映画の説明を文字情報だけ得てデザインしたのか? と思ってしまうほど(本当にそうかも…)、デザイナーの個性が爆発。1枚ちゃんとしたのがあれば、あとは爆発ポスターをもっと見てみたい。でもこの本は97%くらいちゃんとしていました。
吉川明利(代官山 蔦屋書店 シネマコンシェルジュ)コメント
それまでは、低予算のキワモノとして見られていた【SF映画】に対する観客及び映画界の見方が一変した年こそ1968年なのです。
その役目を担った金字塔と呼ぶべき「2001年宇宙の旅」と「猿の惑星」を皮切りに本書の収められたポスターの数々こそ、映画本編とそれを宣伝するポスターというものが、ちゃんと人の手によって作られていたという証明に見えます。
今やすべてAIが何でも行ってしまう時代、その時代がSFという【夢】に追いついた結果、【夢】そのものが消え失せてしまったと思いませんか?
500点以上に及ぶ、大作からB級、はたまたパロディ作品まで、1ページめくるごとに【SF映画】のレガシーが襲ってきます。
その作品群にはまだまだ大いなる【夢】があったのです。
映画ファンであれば必ずやそのポスターを見ただけで、名場面や名セリフ、そして雄大なる音楽が甦ってくることをお約束します。
この30年がリアルタイムだった私の言葉に嘘はございません!
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映画ナタリー @eiga_natalie
“SF映画黄金期”のポスター集が発売、「2001年宇宙の旅」「ターミネーター」など約230本
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