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本作は、普段は古着店でアルバイトをしている27歳の小説家・土田文菜の物語。過去の恋愛体験から“きちんと人を好きになること”を避けてきた文菜が、ふと「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」と考え始め、現在の恋人と向き合うため葛藤する姿を描く。杉咲が文菜、成田が文菜の恋人・佐伯ゆきお、内堀が文菜の先輩にあたる小説家・山田線を演じた。
試写会では、第1話を観た感想や撮影現場の様子についてトークが展開した。杉咲は「ポケットに忍ばせて誰にも見えないところで、そっとなでていたくなるようなドラマになっている気がしました。(主人公の)極めて個人的で勝手な恋愛の話ですが、切実な悩みをそれぞれの登場人物が抱いていて、そんな時間をじっくり描いている。⼿前味噌ですが、とても好きだと思いました」とコメント。続いて成田は「ずっと観ていたいような時間が毎週“無料”で流れるなんてぜいたくだなと(笑)」、内堀は「BGMが少ないので、観た方はどういうふうに思うんだろうと興味があります」と述べる。今泉は「俳優さんの芝居が魅力的だからこそ成り立っている作品」と手応えをのぞかせた。
撮影現場について杉咲は「平凡な時間こそ大切に、一瞬も逃さず撮る現場」と語り、「今泉さんの繊細さは唯一無二で0.1mm単位、0.1秒単位で調整を重ねていて。それによって深みが増したり、何かが変わる面白さがあって楽しいです」とやりがいを口にする。今泉は「細かい指示はあまり出さず俳優たちに委ねています。例えば、文菜が何度も『うん』と繰り返すシーンも自由に演じてもらった結果、1つひとつの表情の変化が繊細で、編集時に杉咲さんの表情のワンカットでいくことになりました」と裏話を明かした。
杉咲と成田は連続テレビ小説「おちょやん」で夫婦役を演じ、本作では恋人役として再共演。成田は「言わなくてもわかることもたくさんあるし、必要なときはなんでも言い合える関係」と述べつつ、「撮影初日が冒頭のコインランドリーのシーンだったのですが、朝ドラぶりの再会だったのでなんだか照れてしまって。おかげで自然な初対面の感じが出ていた気がします」と振り返る。杉咲も「妙なこっ恥ずかしさがあったんですけれど、朝ドラが終わった当時、次に共演できるのは5年後くらいかなと話していたら、本当に5年経ってこんな機会を得たのはすごくうれしいです」と喜びを口にした。
「退屈な日々にさようならを」で今泉と組んだことのある内堀は「今泉さんは芯を持っていて、同じことを何度もやり続けることで作品の強度みたいなものが上がっているのだと思います」と話す。これを受け、今泉は「(山田役を)内堀さんにお願いできたことはこの作品にとって大きなことだったと思います」と感謝。また今泉は、体調不良のため本イベントに参加できなかった岡山天音について「2話以降も大活躍しますので、皆さん楽しみにしていただければ」と触れ、杉咲も「天音くんの一挙手一投足が全部面白くて、まったく予想のつかなかったような展開になっていくので。いつも最高です」と共演の感想を伝えた。
今泉から俳優陣への質問コーナーでは、「セリフの量がすごくて、覚えるのが大変じゃないですか?」と問われた成田が「相槌を覚えるのが大変です。今泉さんの書くセリフは日常の会話だから難しいんです」と告白。すると杉咲は「衝撃的だったのが、脚本に書いてある内容を今泉さんが現場で覚えてなくて。ある場面で、文菜が『相手の言葉を聞く前に何かを察してニヤニヤする』というト書きがあって。その通りにお芝居したんですけど、『なんでニヤニヤしてるんですか?』と言われて(笑)。でも書かれていることがすべてじゃないというか。現場で起きたことを尊重してくださる監督なので、楽しいです」とエピソードを披露する。今泉が「自分は現場であまり台本を見ないので。そういうことは日々起きていて……すみません」と謝ると、会場は和やかな笑いに包まれた。なお完成披露試写会の様子は、番組公式サイトで動画として公開予定だ。
「冬のなんかさ、春のなんかね」は日本テレビ系で明日1月14日22時に放送スタート。
水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」番組情報
放送局・放送日時
日本テレビ系 2026年1月14日(水)スタート 毎週水曜 22:00~
スタッフ・キャスト
脚本:今泉力哉
監督:今泉力哉 / 山下敦弘 / 山田卓司
音楽:ゲイリー芦屋
出演:杉咲花 / 成田凌 / 岡山天音 / 水沢林太郎 / 野内まる / 志田彩良 / 倉悠貴 / 栁俊太郎 / 細田佳央太 / 内堀太郎 / 林裕太 / 河井青葉 / 芹澤興人 ほか
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