本作は、夏原エヰジが2025年3月に発表した同名小説をもとにしたラブサスペンス。物語は、結婚披露宴の最中、何者かによって新婦・沙也香のシャンパンに毒が盛られることから始まる。撮影した写真から事件のヒントを導き出したカメラマンの桜庭蒼玉は、誰よりも正義感の強い新郎・林田和臣のため真相究明に付き合うことに。しかしその過程で、容疑者でもある沙也香の親友や母の偽善ぶり、そして沙也香自身の黒い過去が徐々に明らかになるのだった。
和臣役の藤井は「まっすぐに妻を愛して、事件の真相を追いかける和臣と、頼まれて興味本位で手伝うことになる桜庭のバディが、どのように事件に迫っていくのか──毎話さまざまな“イヤなヤツ”が出てきますので、その人たちとの対決はぜひ注目していただきたいです」とコメント。桜庭を演じる七五三掛は「毎週、“ラブ”だけでなく、違った意味のドキドキもお届けできると思いますので、覚悟してご覧ください!」とアピールする。夏原は「<いい人>って、どんな人? そもそも人の<善意>とは何か? そんな疑問をきっかけに、小説『ぜんぶ、あなたのためだから』が生まれました。このたび今作がドラマとして新しい形に生まれ変わることを、原作者としてとても光栄に感じております」とつづっている。
「ぜんぶ、あなたのためだから」は毎週土曜23時から放送。脚本を若杉栞南と
藤井流星 コメント
オファーを受けたときの気持ち
今作のような「ラブサスペンス」を演じるのは初めてのため、とてもワクワクしています。原作を読ませていただきましたが、本当に面白くて…! 原作小説のキャッチコピーである「全員偽善者」という言葉が印象的で、きっとドラマを見てくださる方々も予告の時点から引き込まれるかと思います。《イヤミス》独特の余韻が、これから演じさせていただくのがとても楽しみになりました。
演じる林田和臣について
和臣はとにかくまっすぐな人物で奥さんのことをまっすぐに愛している人物なのだと作品から伝わってきました。
七五三掛龍也とバディを組むにあたって、撮影前に言っておきたいこと
食事をする時によく口の周りに何かがついていることが多いのですが、(WEST.の)メンバーには「口の感覚ない」と言われることがあります(笑)。メンバーはもう慣れてるのか指摘されないですが、七五三掛くんも気にしなくて大丈夫です(笑)。撮影が始まる時にも僕がまだ気づいていなかったら、指摘してくれると助かります!
初共演の七五三掛龍也について
ドラマでの共演は今回が初めてなのですが、実は朗読劇「ハロルドとモード」で同じ“ハロルド”役を演じているという共通点があることに驚きました。先日、七五三掛くんの朗読の観劇に行かせていただいた際に一度会って挨拶をすることができたので、そこで交流することができました。
タキシード姿でのビジュアル撮影について
昔、アイドル誌などで着させていただく機会はありましたが、最近はそういった機会がないため気が引き締まります。ドラマの冒頭が結婚式のシーンから始まる予定なので、撮影のイメージが湧いてきましたね。
ティザー映像ではターンテーブルに乗ってゆっくり回るところを撮影していたのですが、静かな空間で自分が回っていることがとてもシュールで笑いが込み上げてきました(笑)。
映像が完成したらどのような雰囲気になっているのか、とても楽しみです。
林田和臣が妻をまっすぐ愛する男性であることにちなみ、自身が今もっとも愛しているものは?
僕は“パジャマ”です。こだわりがあって思わずいっぱい買ってしまいます。古着屋さんなどでパジャマパンツを見かける時は衝動買いしてしまう時が多いです(笑)。ライブツアーの時なども、3泊する時は3着パジャマを持っていくので、いつも荷物が多くなってしまいます(笑)。
視聴者へのメッセージ
とにかくまっすぐに妻を愛して、事件の真相を追いかける和臣と、頼まれて興味本位で手伝うことになる桜庭のバディが、どのように事件に迫っていくのか──毎話さまざまな“イヤなヤツ”が出てきますので、その人たちとの対決はぜひ注目していただきたいです。
そして結末がどうなっていくのか、というのがやはりミステリーの醍醐味。皆さんも予想しながら見ていただけたらうれしいです。ぜひご期待ください!
七五三掛龍也 コメント
オファーを受けたときの気持ち
お話をいただいた時はすごくうれしかったです。オシドラサタデーのドラマはちょうど昨年「私たちが恋する理由」でお世話になって…。それから1年後、またこうして声をかけていただいたのはすごくうれしく思いますし、個人的にミステリーや、この《イヤミス》というジャンルも大好きなので、原作小説もとても楽しく読みました! 面白くて、読み終わってからもずっと余韻が残っている感じがしました。
演じる桜庭蒼玉について
桜庭は僕とは真逆な人物だなと感じます。僕はどちらかというと直感で動くタイプなのですが、桜庭は物事を俯瞰で見て、冷静に考えていると感じました。演じるにあたっても、自分が普段あまり言わない言葉がセリフにもあるので、それをどう演じていこうかという楽しみがあります。
藤井流星とバディを組むにあたって、撮影前に言っておきたいこと
僕も実はツッコまれたり、おっちょこちょいな部分が多いみたいで(笑)。自分ではあまりそう思ってないんですけど、普段もメンバーに頼っているところが多くて…。なので、流星くんにたくさん頼らせていただくと思います!
初共演の藤井流星について
実は嵐の相葉雅紀くんと仲良くさせてもらっているのですが、相葉くんから流星くんのお話を聞くことが多かったんです。いつかその相葉くんの会で流星くんにお会いするんじゃないかって思っていたんですけど、このドラマでの共演が先になりました(笑)。
(藤井流星「このドラマの間に相葉くんにご飯連れていってもらおう!」)
カメラマン役でのビジュアル撮影、髪の色の変化について
そうなんです。桜庭という役のためにこれまでは明るい色にしていた髪も黒く染めて、黒のスーツを着て臨みました。すごく新鮮で、なんだか役にスッと入っていく感じがありました。
カメラは普段から好きでいくつか持っていて、自分でも何台かで使い分けています。なので、カメラを触る仕草などは、ちょっとは慣れた感じもあるのかな…?
林田和臣が妻をまっすぐ愛する男性であることにちなみ、自身が今もっとも愛しているものは?
一番は“ファンの皆さん”です!
というのは大前提で、いま僕が愛しているのはフライパンですね。今年4月から番組で料理のコーナーに出演させていただいているんですけど、それがきっかけでフライパンを新しく買ったり、いい包丁を買ったり…。それまでは全く料理はしなかったんですけど、コーナーを始めてから、すっかりハマっています。最近作ったもので美味しかったのは、鶏肉とレンコンとサツマイモの照り焼き風炒めです!
視聴者へのメッセージ
僕が演じる桜庭はいい意味で“裏切り”というか、これまで自分が演じてきた役とはまた全然違った役なので、新たな一面をお見せできたらいいなと思っています。
毎週、“ラブ”だけでなく、違った意味のドキドキもお届けできると思いますので、覚悟してご覧ください!
夏原エヰジ コメント
「〇〇さんって、いい人だよね~」こんなセリフを、誰しも一度は口にした経験があるのではないでしょうか。かくいう私もその一人ではありますが、しかし、<いい人>って、どんな人? そもそも人の<善意>とは何か? そんな疑問をきっかけに、小説「ぜんぶ、あなたのためだから」が生まれました。このたび今作がドラマとして新しい形に生まれ変わることを、原作者としてとても光栄に感じております。
藤井流星さん、七五三掛龍也さん、お二人の周りを固める豪華なキャスト陣に制作陣。すべてが集結して最高火力で描かれる<エゴミス>を、どうぞ皆さんもご期待ください。
オシドラサタデー「ぜんぶ、あなたのためだから」番組情報
放送局・放送日時
テレビ朝日系 2026年1月10日(土)スタート 毎週土曜 23:00~
配信
※地上波での放送後、TELASA(テラサ)で配信
スタッフ・キャスト
原作:夏原エヰジ「ぜんぶ、あなたのためだから」
脚本:若杉栞南 / 藤平久子
演出:久万真路 / 室井岳人
音楽:近谷直之
出演:藤井流星(WEST.) / 七五三掛龍也(Travis Japan)ほか
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人間 @shimekawaiine2
藤井流星と七五三掛龍也の共演ドラマ「ぜんぶ、あなたのためだから」1月スタート(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/Zgtp2KOmaI