「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」来年公開、15年にわたるシリーズ完結

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英国ドラマ「ダウントン・アビー」シリーズの最終章となる映画「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」が、2026年1月16日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で順次公開される。

映画「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」ポスタービジュアル。劇場版3作目にしてシリーズ最終章となる

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20世紀初頭のイギリス・ヨークシャーを舞台に、貴族クローリー家と屋敷で働く使用人たちの姿を描いてきた本シリーズは、2010年の放送開始以来、エミー賞やゴールデングローブ賞など数々の栄誉に輝いた。2020年に劇場版第1作、2022年に第2作が公開され、今回が映画シリーズ第3作にして最終章となる。時代は1930年代に突入。ロイヤルアスコット、チェルシーフラワーショー、ヘンリーレガッタが行われる、きらびやかな社交界の夏“ロンドンシーズン”が舞台となる。

社交界を揺るがし、一家の名声を脅かす長女メアリーの離婚。社交界から締め出された彼女の前に、母コーラの弟ハロルドの知人で、ニューヨーク出身の財務アドバイザー、サムブルックが現れる。彼はハロルドの投資失敗を告げ、財政難に苦しむ邸宅ダウントンを救うため、ロンドンにある社交用の別荘売却を提案。しかし父ロバートは貴族としてのプライドを懸けて猛反対する。一方、階下では料理長パットモアの引退を前に、助手のデイジーが晩餐会を取り仕切ることに。そんな中、俳優のガイ・デクスターとともに屋敷を去った元執事のトーマスが、人気俳優 / 脚本家のノエル・カワードらとダウントンに招かれ、再び階下を訪れる。

脚本はシリーズの生みの親ジュリアン・フェローズ、監督は前作「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」に続きサイモン・カーティスが担当。出演にはヒュー・ボネヴィルミシェル・ドッカリーエリザベス・マクガヴァンローラ・カーマイケルジム・カーターロブ・ジェームズ=コリアーらおなじみの面々がそろった。

制作チームを率いてきたプロデューサーのギャレス・ニームによれば「先代伯爵夫人バイオレットの並外れた人生に美しい幕を引いた第2作で完結とせず、第3作では、ほかの登場人物たちの人生に深く踏み込み、次の世代へ『ダウントン』がどう受け継がれていくかを描いた」という。そして、バイオレットを演じたマギー・スミスが第2作と第3作の間にこの世を去ったことで、特別な感傷のある作品として完成した。

あわせてポスタービジュアルと予告編も解禁。ポスターは、夕日を背にクローリー家と使用人たちが集合し、「ついにお別れの時が参りました。共に過ごした日々を胸に、最後のひとときをご一緒ください。」というコピーが添えられている。予告編はYouTubeで公開中だ。

映画「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」予告編

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イ→ホン @eeehon

ついに完結か…最後まで見届けるぞ! https://t.co/PxKnSdGIJQ

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