「レディ・バード」の
エイミー・リプトロットによる回想録をもとにした同作は、かつてロンドンの大学院で生物学を学ぶも、大都会の喧騒の中で自分を見失い、酒に逃げる日々を送っていたロナの物語だ。彼女は依存症の治療施設に入所し、90日間のリハビリプログラムを経て断酒生活を開始。10年ぶりに自身が育ったスコットランド北部のオークニー諸島へ帰郷し、野鳥保護団体にて希少種であるウズラクイナの鳴き声を聴き取る地道な作業に従事したことから、孤独な時間の中で少しずつ自らの内面と対話を重ねていく。
ロナをローナンが演じ、ロナの恋人・デイニン役で
予告には、アルコール中毒によって恋人と距離を置かれるロナの姿が。オークニー諸島の雄大な景観とともに、彼女が新たな自分になるため再出発を図る場面も確認できる。終盤には思考や肉体感覚をよみがえらせるロナの表情や、「私の体は大陸だ。息をすれば雲が空を流れる」といった言葉も収められた。
「おくびょう鳥が歌うほうへ」は、2026年1月9日より東京・新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。
映画「おくびょう鳥が歌うほうへ」予告編
シアーシャ・ローナンの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
シアーシャ・ローナンが島で再出発、雄大な景観捉えた「おくびょう鳥が歌うほうへ」予告
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