シアーシャ・ローナン主演「おくびょう鳥が歌うほうへ」来年1月に公開

6

94

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 21 51
  • 22 シェア

「レディ・バード」のシアーシャ・ローナンが主演を務め、初めてプロデュース業を兼任した映画「The Outrun」が、「おくびょう鳥が歌うほうへ」の邦題で2026年1月9日より東京の新宿ピカデリーほか全国にて順次公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

「おくびょう鳥が歌うほうへ」ポスタービジュアル

「おくびょう鳥が歌うほうへ」ポスタービジュアル [拡大]

「おくびょう鳥が歌うほうへ」場面写真

「おくびょう鳥が歌うほうへ」場面写真 [拡大]

2016年にイギリスで出版されたエイミー・リプトロットによる回想録を原作とした本作。主人公のロナはロンドンの大学院で生物学を学んでいたが、大都会の喧騒の中でやがてアルコール依存症を患い、人間関係も壊れ心身をむしばむ日々を過ごすように。恋人との別離、暴力的な体験、入院などで人生が限界を迎えた末に、彼女は依存症の治療施設に入所し、90日間のリハビリプログラムを経て断酒生活を開始する。そして10年ぶりに、自身が育ったスコットランド北部のオークニー諸島へ帰郷。野鳥保護団体で働き勤務し、朝晩の決まった時間にフィールドワークへ出て、希少種であるウズラクイナの鳴き声を聴き取るという地道な作業に従事することになった。誰とも会話を交わさない孤独な時間の中で、彼女は少しずつ自らの内面と対話を重ね、自然と向き合いながら再出発を図る。

「おくびょう鳥が歌うほうへ」場面写真

「おくびょう鳥が歌うほうへ」場面写真 [拡大]

ロナをローナンが演じ、ロナの恋人・デイニン役でパーパ・エッシードゥが出演。ロナの父親のアンドリューにスティーヴン・ディレイン、母親のアニーにサスキア・リーヴスが扮した。監督を務めたのは、「システム・クラッシャー」で第69回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を獲得したノラ・フィングシャイト。「システム・クラッシャー」でも撮影を担当したユヌス・ロイ・イメール、編集のシュテファン・ベヒンガーと再タッグを組んで製作した。

本作の配給は東映ビデオが担当する。

この記事の画像(全9件)

©2024 The Outrun Film Ltd., WeydemannBros. Film GmbH, British Broadcasting Corporation and StudioCanal Film GmbH. All Rights Reserved.

読者の反応

  • 6

𝔂𝓸𝓾𝓾𝓾🥀映画 @BK13PRM

『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイト監督×シアーシャ・ローナン主演の『The Outrun』が邦題『おくびょう鳥が歌うほうへ』で1月に公開決定!!!!!!!

ずっと楽しみにしてた作品だから劇場公開嬉しい✨ https://t.co/5Z7sexgFT6

コメントを読む(6件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 シアーシャ・ローナン / パーパ・エッシードゥ / スティーヴン・ディレイン / サスキア・リーヴス / ノラ・フィングシャイト の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。