ジョン・カーペンターの監督デビュー作、カルトSF「ダーク・スター」リバイバル上映

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「ハロウィン(1978年)」「ニューヨーク1997」「ゼイリブ」などで知られるジョン・カーペンターの監督デビュー作「ダーク・スター」が、12月12日より東京・シネマート新宿ほかでリバイバル上映されるとわかった。アメリカでの劇場公開から50周年を記念してスクリーンにかけられる。

「ダーク・スター」ビジュアル

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本作は人類が宇宙への進出を果たし、植民地惑星の拡大を進める近未来が舞台のカルトSFだ。特殊部隊船ダーク・スター号は開拓ルートを確保するため「不安定な惑星を破壊する」という任務を担うが、20年前に出発してからほぼ放置されたまま宇宙に滞留。乗組員たちは理想を忘れ、機械の故障と慢性的な退屈の中で働く目的を見失っていた。しかし、命令を受けて爆破されるはずだった20号爆弾が指令を無視し始め、“自分とは何か?”“本当に爆破すべきなのか?”と考え始めたことから事態は一変する。

「ダーク・スター」ビジュアル

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ダン・オバノンがカーペンターとともに脚本を手がけたほか、プロダクションデザイン・編集を担い、キャストとしても参加。ブライアン・ナレルドレ・パヒッチカル・カニホルムらも出演した。オバノンは同作に登場するマスコットキャラクターが、のちに脚本を手がける「エイリアン」のインスピレーションになったと語っている。

「ダーク・スター」ビジュアル

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あわせてビジュアル3種が解禁。ダーク・スター号と周辺で作業をする船員が配置されたデザインのほか、船員が宇宙船の破片に乗る姿、宇宙空間を漂う様子を捉えたものも確認できる。

「ダーク・スター」は、JAIHOの提供のもとグッチーズ・フリースクールが配給を担う。

映画作品情報

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読者の反応

ゾルゲ市蔵 @zolge1

この映画、あんまりそういう意見の人は少ないけど、隠れたテーマとして、SFに隣接した当時の同性愛があるように思えるんだ。そうするとフザケているようで、ものすごく哀しい映画に見えるんだ。勝手にそう思うだけで本当のことはわからない。 https://t.co/p5R4cIp4NI

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