1995年にインドで公開された本作は、ムンバイのマラーターマンディル劇場で現在も上映が続くという驚異的な記録を持ち、主演のシャー・ルク・カーンを一躍スターへと押し上げた作品。タイトルの「DDLJ」は、原題「Dilwale Dulhania Le Jayenge(勇者は花嫁を連れて行く)」の頭文字だ。
物語の中心となるのは、父が決めた顔も知らない婚約者との結婚を控えるヒロイン・シムランと、彼女が旅行先で出会う陽気で自由奔放な青年ラージ。最初は反発し合う2人だったが、旅を通じて次第に心を通わせ、シムランは彼に惹かれていく。同じくシムランへの思いを断ち切れないラージは、奪うのではなく、家族に認められる道を選び、彼女の故郷へ向かう。
伝統や価値観の壁にぶつかりながらも奮闘するラージの姿は、ラブストーリーの枠を超え、数多のボリウッド作品に影響を与えてきた。監督は「命ある限り」などで知られるインド映画界の名匠ヤシュ・チョープラーの息子であり、本作で監督デビューを飾ったアーディティヤ・チョープラー。キャストにはシャー・ルク・カーンのほか、
なお上映初日となる10月31日には、池袋HUMAXシネマズにて、日本語字幕翻訳を担当したアジア映画研究者・松岡環を迎えたトークイベントも開催決定。チケットは10月23日24時に劇場公式サイトで発売され、残席がある場合は翌24日より劇場窓口でも販売される。
「DDLJ 勇者は花嫁を奪う」公開記念スペシャルトークイベント 概要
日時
2025年10月31日(金)22:05~22:35
※18:50の回 上映後
場所
東京都 池袋HUMAXシネマズ
登壇者
松岡環(アジア映画研究者)
ahoy!(アホイ) @k_kaori1858
シャー・ルク・カーン主演「DDLJ 勇者は花嫁を奪う」30周年記念で東京・兵庫にて上映 https://t.co/ns2U3dZCNU