日台ホラー「ザ・カース」2026年1月に公開、「呪詛」チームと宇賀那健一がタッグ

3

100

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 59
  • 5 シェア

「悪魔がはらわたでいけにえで私」「ザ・ゲスイドウズ」の宇賀那健一が、台湾ホラー「呪詛」のチームとタッグを組んだ日台共同制作ホラー映画「The Curse」が、「ザ・カース」の邦題で2026年1月に全国で公開されることがわかった。配給はライツキューブが担う。

「ザ・カース」海外版ビジュアル

「ザ・カース」海外版ビジュアル

大きなサイズで見る(全13件)

「ザ・カース」キャスト画像。上段左から海津雪乃、YU、詩歩、喜矢武豊。中段左から大谷主水、大関れいか、野村宏伸、本宮泰風。下段左からファン・ルイジュン、ミミ・シャオ、リン・スーティン

「ザ・カース」キャスト画像。上段左から海津雪乃、YU、詩歩、喜矢武豊。中段左から大谷主水、大関れいか、野村宏伸、本宮泰風。下段左からファン・ルイジュン、ミミ・シャオ、リン・スーティン[拡大]

本作は、古色蒼然とした“紙人形の呪い”がSNSを介して2カ国間で拡散するさまを描いたホラー。東京で暮らす美容師・璃子の身近では、木槌で紙人形をたたく異様な動画がSNSを通して回遊していた。そして台湾の友人・淑芬(シューフン)が変死体として発見され、親友・あいりは璃子の眼前で命を絶ってしまう。ついに自分のもとにも動画が届いた璃子は、呪いの発生地と思われる台湾に向かい、怨念の正体を暴こうともがくのだった。

主人公・璃子を演じたのは、大河ドラマ「光る君へ」やNetflixシリーズ「地面師たち」に出演した海津雪乃。璃子とともに呪いの正体を追う台湾人の元カレ・家豪(チャーホウ)役には、ミュージシャンとしての顔も持つYU(楊宇騰)が選ばれた。ミミ・シャオ(邵奕玫)、詩歩、リン・スーティン(林思廷)、ファン・ルイジュン(范瑞君)、喜矢武豊ゴールデンボンバー)、大谷主水大関れいか野村宏伸本宮泰風もキャストに名を連ねる。

なお「ザ・カース」は、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、アメリカのファンタスティック・フェスト、ナイトメアズ映画祭、台湾の高雄映画祭、フランスのストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭といった海外映画祭への出品が決定している。監督・脚本を担当する宇賀那、日本プロデューサー・鈴木祐介、台湾アートディレクター・陳若宇のコメントは下記にまとめた。

宇賀那健一 コメント

日本と台湾の合作映画を監督しました。台湾のキャスト・スタッフとの仕事は素晴らしく、ご飯もロケーションも最高で、早くまた台湾の方々と台湾で映画が撮りたくて仕方がありません。ファンタスティック・フェスト、シッチェス映画祭、ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭、高雄映画祭などなど数々の素晴らしい映画祭で、僕にとっての初めての真面目(?)なホラー映画がどう受け取られるかとても楽しみです! どうぞお楽しみに!

鈴木祐介(日本プロデューサー / ライツキューブ)コメント

企画当初はこれほど多くの映画祭にノミネートされるとは思っていませんでした。最高のキャスト・スタッフのおかげで実現でき、心から感謝しています。特に初主演の海津雪乃さんは大きなプレッシャーの中で最後まで走り抜けてくれました。日本と台湾の魅力が融合した作品ですので、ぜひ劇場でお楽しみください。

陳若宇(台湾アートディレクター)コメント

本作は劉士華プロデューサーからお話をいただき、日本チームと共同で参加しました。物語の半分は台湾が舞台で、日台の俳優が出演。宇賀那監督の独自の魔幻的かつ力強い作風に惹かれ参加を決意しました。監督は美術面でも自由を与えてくださり、文化の融合や「呪い」を通じた人間関係や嫉妬を描くことで、日台の感覚が交差する新たな映像体験を目指しました。

この記事の画像(全13件)

読者の反応

  • 3

柚季 @raim2005

日台ホラー「ザ・カース」2026年1月に公開、「呪詛」チームと宇賀那健一がタッグ - 映画ナタリー https://t.co/tvxyBhdz92

コメントを読む(3件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 宇賀那健一 / 海津雪乃 / YU / 詩歩 / 喜矢武豊 / ゴールデンボンバー / 大谷主水 / 大関れいか / 野村宏伸 / 本宮泰風 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。