「海に眠るダイヤモンド」シナリオブック発売、野木亜紀子が“在りし日の鉄平・賢将”を書き下ろし

神木隆之介が主演を務め、野木亜紀子が脚本を手がけた日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の完全版シナリオブックが、10月2日に河出書房新社から刊行される。

同作では、長崎県・端島と東京を舞台に、70年にわたる愛と友情、家族の物語が描かれた。神木が端島の炭鉱員の家で生まれ育った鉄平と現代の東京に生きるホストの玲央を演じ、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、宮本信子らもキャストに名を連ねた。

同書には、テレビ放送ではカットされたシーンも含む完全版シナリオが収められる。野木による4万字超えの「あとがき」、野木、演出の塚原あゆ子、プロデューサーの新井順子が製作の裏側を語る座談会、リアルな1950年代の端島を生み出したCGチームの舞台裏も。さらに野木がシナリオブックのためだけに書き下ろした、在りし日の鉄平と賢将を描いたワンシーンのシナリオも楽しめる。

なお野木が脚本を執筆した「アンナチュラル」「MIU404」のシナリオブックが販売中。