演出家の
2024年1月1日に発生した能登半島地震で甚大な被害を受け、その8カ月後の豪雨により再び災害に見舞われた能登。本作は能登でのボランティア活動を通じて、宮本が地元の人々の声や思いをもとに作り上げたショートフィルムだ。土砂災害により家が崩壊した主人公・信三に
小林が演じるボランティアの青年は、避難所になじめず倒壊した自宅の一角で暮らす信三のもとに訪れ、自宅の整理をしながら信三と向き合っていく。場面写真には、青年が笑顔を見せる姿や物語のキーアイテムとなる湯呑みを持つさまが切り取られた。小林は「初めて宮本亞門さんとお会いした時、『能登の為に、少しでも力になりたい』と仰っていた事を今でも覚えています。先頭に立って下さる方が常にその意思を持っていたので、同じ気持ちで作品作りに関わらさせて頂きました」とコメントしている。
「生きがい IKIGAI」は石川のユナイテッド・シネマ金沢、イオンシネマ金沢、イオンシネマ白山、シネマサンシャインかほくで先行公開中。7月11日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。手塚旬子がメイキング撮影をきっかけに手がけたドキュメンタリー「
小林虎之介 コメント
作品作りについて
初めて宮本亞門さんとお会いした時、「能登の為に、少しでも力になりたい」と仰っていた事を今でも覚えています。先頭に立って下さる方が常にその意思を持っていたので、同じ気持ちで作品作りに関わらさせて頂きました。
役どころについて
この青年がなぜボランティアをする為に能登にやってきたのか。物語の中では描かれていないその背景をしっかり持ちつつ、あの場所で青年が感じた事をそのまま表現すれば、自ずと信三の心に寄り添えるのかなと思いました。
鹿賀丈史との共演について
信三としているのか鹿賀さんとしているのか、分からなくなるくらい、現場に雰囲気を残して下さっていたので、余計な事を考えること無くお芝居が出来ました。寡黙だけど、時にクスッと笑える事を言い、芝居になると背中で引っ張るその姿がとてもかっこ良かったです。
siosawa @siosawa1
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