ドラマ「
本作は、独特な感性を持つ弁護士・白鳥健治を主人公とする学園ドラマ。共学化で揺れる私立濱ソラリス高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣された健治が、若者たちの問題と向き合っていくさまが描かれる。主演の磯村が健治を演じ、国語教師の幸田珠々役で
新鮮な磯村勇斗が見られると思います
第4、5話まで撮影が進んでいる中、手応えを尋ねられた磯村は「現場の雰囲気が本当にいいんです。時間的にタイトになってくると、やはりバタバタしてしまうかなと思っていましたが今回はそういうこともなく、スタッフさんが思いやりを持って進めてくださってます。監督陣も芝居をしっかり追求してくださっていて、有意義な撮影になっています」とコメントする。また「学園ドラマは先生と生徒が熱く向き合って、というイメージがありますが、今回僕が演じるのは先生ではなく弁護士です。それに加えて健治は臆病で学校が大嫌い。彼が生徒とともに成長していく、今までにないテイストの作品になっていると思います」と語った。
健治の印象を聞かれると「健治が実際に自分の近くにいたら、最初は怖いなと思ってしまうかもしれないです。あまりにつかみどころがないので、何を考えているのかな?と。ですが、だんだんと魅力的に見えてきて、見守ってあげたい、応援したいとも思えてくる。彼の感性を知りたくなるような、そんなチャーミングなキャラクターだと感じています」と回答。「不思議なオーラのある役はあまり演じる機会がなかったので、新鮮な磯村勇斗を見ていただけるかと思います」とも話した。また「健治は臆病な人物ではありますが、学校で問題が起こると、弁護士としてのスイッチが入る。そして法律の用語をぱんぱんと出しながら、学校がどう動くべきなのかをしっかりと話すことができる。記憶力もあるし、ほかの人とは違った感覚を持っている人物なので、強弱を付けて演じるようにしています」と続けた。
堀田真由は「芯のある俳優さん」、涙を流して笑う稲垣吾郎にはびっくり
堀田、稲垣との共演についても質問が飛ぶ。磯村は「堀田さんは非常に芯のある俳優さんだと感じましたし、とても柔軟に現場で対応される方だと思います。受けのお芝居が上手で、相手のセリフを聞いて毎回違う反応をされるので、一緒にやっていて楽しいです」「幸田先生が健治を心配するシーンが多いのですが、幸田先生の包容力は、堀田さんのパーソナルな部分ともマッチしているように感じられました」と笑顔を見せる。
また稲垣とは映画「正欲」で共演していることに触れつつ「あのときも今回も、互いに違う価値観を持っているキャラクターで衝突がありました。ですが、撮影をしていない時間では気さくにお話をさせていただいて。以前、撮影で面白いNGが続いたことがあったのですが、稲垣さんが涙を流して笑っていて、こういうふうに笑ったりする方なのだと知りました。ミステリアスなイメージを持っていたので、このような一面もあるんだなと」とうれしそうに語った。
磯村自身は「校則が嫌い」、先生に意見をぶつけたことも
第1話では制服にまつわる校則がテーマとなるが、磯村自身は「校則が嫌いだった」そう。「1話で生徒が校則に関する模擬裁判を起こすのですが、生徒側の気持ちもわかります。僕も頭髪や制服のことなどで、自由を奪われている感覚がありました」とコメントする。
さらに「学校にはどんな印象がある?」と聞かれると、「学校に対して本当にいろいろと思うことがあるので、話し出したら2時間ぐらい必要になってしまうかもしれないです」と笑う。「学校というものは、すごく複雑な構成をしていると思っていて。小中高と通って、そこで得た知識、人間関係が人生に大きく影響している。健治と理由は違いますが、僕ももともと学校組織や先生を信じていなかったんです。友達同士で楽しく過ごして、自由にやってはいました。『ワックスを付けたらダメ』『髪の長さは耳上まで切る』という校則があったときは『先生はなぜワックスを付けているのか』『耳に掛けたら、長い髪でも問題ないのか』『今の先生はお手本になるのですか』とやり取りしたこともあって。その当時にスクールロイヤーがいたらスムーズだったかなと思います」と振り返る。
若手キャストでムードメーカーは?
本作の学生役キャストは、平均年齢18.6歳だ。磯村は若手から多くの刺激を受けているそうで「僕が俳優を志し始めた頃と同じ年頃の彼らを見ていると、当時を思い出します。まっすぐさ、ピュアさは忘れてはいけないと思います」と共演を楽しんでいる様子。「現場で会話をして印象的だった方は?」という質問には「“この人”って言ったら、ほかの人たちが嫉妬するかもしれない(笑)」と気遣いを見せつつ、「ムードメーカーだと感じたのは日高(由起刀)くん。周りを盛り上げてくれるし、現場を楽しむことができる人だと思います」と答えた。
そして磯村は「今までの学園ドラマとはまた違ったものが誕生します。スクールロイヤーという職業はまだ、たくさんの方には知られていないと思うので、この作品を機に知っていただきたいです。そして学校で起こる問題の中でも、法律だけでは白黒付けることができないグレーな部分を健治を通して見ていただけたら」と伝えた。
「僕達はまだその星の校則を知らない」はカンテレ・フジテレビ系で7月14日から毎週月曜22時よりオンエア。
月10ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」
カンテレ・フジテレビ系全国ネット 2025年7月14日(月)スタート 毎週月曜 22:00~
マダムひろろん💖NAKAMA @madamhiroron
“涙を流して笑う稲垣吾郎にはびっくり”
そうなのよ。吾郎ちゃんバラエティでも涙流したり端正なお顔をくしゃくしゃにしたりお口を大きく開けたりしてよく笑うのよ😆。 https://t.co/EkLQqyQg2N