暴力がスーツを着て歩く…「殺しの分け前/ポイント・ブランク」劇場公開が決定

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リー・マーヴィンが主演した1967年の映画「殺しの分け前/ポイント・ブランク」が、6月13日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開されることがわかった。

「殺しの分け前/ポイント・ブランク」ポスタービジュアル

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「殺しの分け前/ポイント・ブランク」場面写真

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本作はリチャード・スタークによる犯罪小説「悪党パーカー/人狩り」を原作に、復讐に取りつかれた男の激情と妄執を描いたハードボイルドアクション。大金の強奪に成功するも親友に裏切られ銃弾を浴びせられた主人公の脳裏で、さまざまな記憶と幻想が交錯する。のちに「脱出」「未来惑星ザルドス」「エクソシスト2」「エクスカリバー」などを発表するジョン・ブアマンが監督を務めた。

「殺しの分け前/ポイント・ブランク」場面写真

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「殺しの分け前/ポイント・ブランク」場面写真

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マーティン・スコセッシが「ヌーヴェルヴァーグのストーリーテリングの革新―衝撃的な編集、フラッシュフォワード、表現の抽象化―を初めてクライムアクションに応用し、ジャンルを再定義した作品」と絶賛した本作。スティーヴン・ソダーバーグは「(演出を)この作品から盗ませてもらった」と証言し、クリストファー・ノーランも「主人公のアイデンティティの問題に切り込んだこの作品は、とにかく素晴らしい」と賛辞を送った。

「殺しの分け前/ポイント・ブランク」場面写真

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このたび到着したメインビジュアルは、マーヴィン演じる主人公ウォーカーが、44マグナム弾を撃つスローモーションを連続写真的に捉えた日本オリジナルのデザインに。特報には、ウォーカーがロサンゼルス国際空港の通路を歩き続ける名場面「ウォーキング・ウォーカー」が抜粋され、「暴力が、スーツを着て歩いてくる」というコピーも確認できる。提供はキングレコード、配給はコピアポア・フィルムが担う。

映画「殺しの分け前/ポイント・ブランク」特報

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今成夢人Yumehito Imanari @yumehitoimanari

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