特集上映「第6回映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~」が6月6日から東京の東京日仏学院エスパス・イマージュで開催。今秋に「サターン・ボウリング」の日本公開を控える監督パトリシア・マズィを特集する。
アメリカ滞在中に出会ったアニエス・ヴァルダの庇護のもとで短編映画を監督し、ヴァルダの「冬の旅」の編集を担当したマズィ。1989年の初長編「
ほかにも世界的に高い評価を得たフランス映画から、日本でなかなか観られる機会のない近年の作品を選りすぐった企画「批評家たちが選ぶ 2022-2024ベスト」を実施。カイエ・デュ・シネマ誌による2022年ベストテン第1位に選ばれた
チケットはPeatixにて5月16日正午に発売。上映作品やトークイベントの一覧は以下の通り。
第6回映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~
2025年6月6日(金)~7月19日(土)東京都 東京日仏学院エスパス・イマージュ
料金:1100円(トーク付き上映は1500円)
パトリシア・マズィ監督特集
- 走り来る男
- ポール・サンチェスが戻って来た!
- サターン・ボウリング(サンリス・フィルム配給)
- ボルドーに囚われた女
批評家たちが選ぶ 2022-2024ベスト
- パシフィクション(アルベルト・セラ)
ゴールドマン裁判( セドリック・カーン) - ある王子(ピエール・クレトン)
- 歓喜(イリス・カルタンバック)
- テンプル森のギャングたち(ラバ=アムール・ザイメッシュ)
イート・ザ・ナイト( キャロリーヌ・ポギ& ジョナサン・ヴィネル) - 彼のイメージ(
ティエリー・ド・ペレッティ) - ジムの物語(アルノー&ジャン=マリー・ラリユー)
知られざるヌーヴェル・ヴァーグ、リュック・ムレ特集
長編
短編
- 焼け過ぎのステーキ
- 黒い大地
- 地下鉄の改札
- メドールの帝国
- 開栓の試み
- 映画館の座席
- ウニの陰謀
- ロングスタッフ氏の亡霊
トークイベント
6月7日(土)17:30「テンプル森のギャングたち」上映後オンライントーク
<ゲスト>ラバ・アムール=ザイメッシュ
6月8日(日)15:00 映画のアトリエ「リュック・ムレ、乏しさの詩学」
<講師>葛生賢
6月14日(土)17:00「彼のイメージ」上映後オンライントーク
<ゲスト>ティエリー・ド・ペレッティ
6月21日(土)17:30 先行上映「サターン・ボウリング」上映後トーク
<ゲスト>パトリシア・マズィ
6月22日(日)18:30 パトリシア・マズィ マスタークラス
※このほか随時発表
浅井 剛志 Asai Goshi @go_asai
特集「映画批評月間」でパトリシア・マズィを特集、最新作「ボルドーに囚われた女」も https://t.co/XzsYRJ6oCr