氷を積んで復讐へ…フィーラ・バーテンスの長編監督デビュー作「MELT メルト」公開

俳優として20年以上のキャリアを持つフィーラ・バーテンスの長編監督デビュー作「When It Melts」が「MELT メルト」の邦題で7月25日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

2023年のサンダンス映画祭で最優秀演技賞（ワールド・シネマ・ドラマティック部門）を受賞した本作。ベルギーのブリュッセルでカメラマン助手の仕事をしている孤独なエヴァのもとに、あるメッセージが届く。それは、彼女の少女時代に不慮の死を遂げた少年ヤンの追悼イベントが催されるというもの。トラウマが呼び起こされたエヴァは、謎めいた大きな氷の塊を車に積んで故郷の村へと向かい、復讐計画を始めるのだった。

シャーロット・デ・ブリュイヌが大人になったエヴァ、ローザ・マーチャントが少女時代のエヴァを演じた。原作は2025年に刊行された「Het Smelt」。YouTubeでは特報が公開中だ。

映画「MELT メルト」特報