上映企画「撮影監督 三浦光雄」が明日4月8日から5月11日にかけて東京・国立映画アーカイブで開催される。
光と影の交錯がもたらす階調豊かな画と美しい構図によって、映画撮影を芸術の領域まで高めた三浦光雄。日本間に差し込むやわらかい光線を捉えるために、暗部を強調したライティングを採用するなど、戦前・戦中・戦後の日本映画で絶えず新しい撮影技法を追求してきた。1956年には新人の優れた撮影者を対象とする「三浦賞」が制定され、日本映画撮影監督協会(JSC)による顕彰が行われている。
本特集では無声映画「
上映期間中には三浦の撮影技術への理解を深めるイベントも開催。4月12日の「
撮影監督 三浦光雄
2025年4月8日(火)~5月11日(日)東京都 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
※月曜休館
料金:一般 520円 / 高校・大学生、65歳以上 310円 / 小・中学生 100円 ※障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、未就学児は無料
特別料金(伴奏付上映):一般 1050円 / 高校・大学生、65歳以上 840円 / 小・中学生 600円 / 国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ 400円(学生)、500円(教職員) ※障害者(付添者は原則1名まで)、未就学児は無料
上映作品
- 愛よ人類と共にあれ
- 腰辨頑張れ
- 嬉しい娘
榮冠涙あり 雁來紅 女人哀愁 白薔薇は咲けど 禍福 前篇 禍福 後篇 - 藤十郎の戀
多甚古村 - 妻の場合[前篇・后篇]
- 虞美人草
- 川中島合戰
- 婦系圖
- ハワイマレー沖海戰(※ニュープリント上映)
若き姿 明日を創る人々 今ひとたびの - 東京の門(※ニュープリント上映)
せきれいの曲 - わかれ雲
- 朝の波紋
春の囁き - 煙突の見える場所
- 愛情について(※ニュープリント上映)
- 雁
わたしの凡てを 女性に関する十二章 麥笛 夫婦善哉 白夫人の妖恋 - 猫と庄造と二人のをんな
Ko-Z @particolare1964
撮影監督・三浦光雄の軌跡たどる企画開催、「猫と庄造と二人のをんな」など33本を上映 - 映画ナタリー https://t.co/QWMrDn09Cc