十三下町映画祭2024でグランプリと観客賞に輝いた「私たちのオカルティックサマー」が、7月18日より公開決定。あわせてメインビジュアルと予告編が解禁されたほか、本作を鑑賞した映画監督の
本作は失踪した姉を探す高校2年生の清水夏、オカルト研究会部長である前田真嗣、現役巫女である同部のエース・花京院千尋が「プールに幽霊が出る」といううわさを解明するべく調査に乗り出す青春映画。主演を
藤井は「なんと映画愛に満ちたインディーズ映画でしょうか。好きなこと、やりたいことを『捨て身』で詰め込んでる本作を観て、何故か郷愁感に駆られました」と語り、羽原は「初めて見た直後の感想が『コレ本当に大学生の作品ですか?』というものでした。驚くべき映像美! ロケーション、ライティングそしてフレーミングが一体化し、細かく計算された編集を経て、画面の端々まで『映画が好きなんじゃーー!』という叫びが聞こえてくる作品に仕上がっています」と称賛。さらに映画監督・岡秀樹から寄せられたメッセージを後掲している。
「私たちのオカルティックサマー」は東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。配給はMomentumLabo.が担当する。
映画「私たちのオカルティックサマー」予告編
藤井道人 コメント
なんと映画愛に満ちたインディーズ映画でしょうか。
好きなこと、やりたいことを「捨て身」で詰め込んでる本作を観て、何故か郷愁感に駆られました。
監督はじめ、皆さまの船出のような作品になることを願っています。
羽原信義 コメント
野心的な映像美
2016年、僕が監督していた作品に当時中学生だった少年が熱い声援を送ってくれました。
少年はその後映像の道へと進んだのですが、大学在学中に生み出された作品がこの「私たちのオカルティックサマー」でした。
初めて見た直後の感想が「コレ本当に大学生の作品ですか?」というものでした。
驚くべき映像美!
ロケーション、ライティングそしてフレーミングが一体化し、細かく計算された編集を経て、画面の端々まで「映画が好きなんじゃーー!」という叫びが聞こえてくる作品に仕上がっています。
拝見しているうちに、若い頃に感じたあの「熱い夏」を思い出す事ができました。皆様もぜひ!!
岡秀樹 コメント
嘘だろ? これ、大学の卒業制作?……と、みんな同じことを思うはずだ。
色彩、構図の巧みさ、キャラクターをバッチリ立てた語り口、ほんわかした青春ものとホラータッチの見事な融合
よくぞここまで作り上げた。しかもすっごく楽しそうに。
卒業生の一人として戦慄するしかない。
なにより怖いのは、「俺も高校生に戻ってこのオカルト研に入りたい…」と思わせられたこと。
“作り物の世界”に心が誘われた。こんな体験、何年振りだろう?
監督もスタッフもキャストもみんな素敵だった。こんちくしょうだ!
橋口 果林 @Karin__is_me
作品を通して人と本と、真剣に向き合った作品が世の中に出ることになり、本当に嬉しいです。
そんな作品に藤井さんを初めとする恐れ多い方々にコメントを頂き、本当に幸せです。まだまだ未熟で荒削りな私ですが、この作品が沢山の方々に届きますように。 https://t.co/hMhyCpqN5o