俳優で歌手の
葬儀は近親者のみで執り行ったという。事務所は「誠に勝手ながらご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。お別れの会なども故人の遺志により行なう予定はございません。これまでいしだあゆみを応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます」とつづっている。
いしだは1963年に歌手デビューし、1966年に「ブルーライトヨコハマ」の大ヒットで脚光を浴びた。NHKの紅白歌合戦には10回出場。歌手時代から映画に出演していたが、1970年代からは映画やテレビドラマを中心に女優として活躍した。2021年には旭日小綬章を受章。
映画では「日本沈没」や「青春の門 自立篇」の演技が評価されたのち、日本アカデミー賞においては「
テレビドラマの出演作には、萩原健一と共演した「祭ばやしが聞こえる」や金妻(キンツマ)という流行語も生み出した「金曜日の妻たちへ」などがある。ほかにも主人公である四姉妹の三女・滝子を演じた「阿修羅のごとく」、純の母を演じた「北の国から」など数々の作品に出演した。NHKの連続テレビ小説では、1989年の「青春家族」に清水美砂とともに主演。41歳という当時としては史上最年長のヒロインだった。2003年には、いしだの家族がモデルになった「てるてる家族」が放映されている。
事務所発表 全文
いしだあゆみ 永眠のお知らせ
弊社所属アーティスト いしだあゆみ は、令和7年3月11日4時48分、甲状腺機能低下症のため、
東京都内の病院にて76歳で永眠いたしました。
ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに、生前中に賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます。
葬儀につきましては近親者のみで執り行われましたことを併せてご報告申し上げます。
また、誠に勝手ながらご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。
お別れの会なども故人の遺志により行なう予定はございません。
これまでいしだあゆみを応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
映画ナタリー @eiga_natalie
いしだあゆみが76歳で死去、「日本沈没」「火宅の人」「阿修羅のごとく」などに出演
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