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「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」は、テレビシリーズ「仮面ライダーガッチャード」の最終回のその後を描いた作品。卒業式の日、一ノ瀬宝太郎や九堂りんねたちが突然同じ時間を繰り返すループから抜け出せなくなってしまったことで物語が動き出す。この状況を認識しているのは黒鋼スパナただ1人。異常な現象が発生した理由を探るため、スパナと錬金アカデミーのメンバーたちが奔走する。宝太郎が錬成して生まれた新しい地球を舞台とする短編「ホッパー1のはるやすみ」も併映される。
一ノ瀬宝太郎 / 仮面ライダーガッチャード役の本島は「ガッチャードの集大成としてスタッフ・キャストみんなが全力を注いで作り上げた作品です。その思いが届いてくれたらうれしい」とほほえみ、黒鋼スパナ / 仮面ライダーヴァルバラド役の藤林は「ついに公開を迎えて『もう卒業か……』という気持ち」と寂しさをのぞかせる。さらに昨日26歳の誕生日を迎えたという藤林は「誕生日プレゼントとして望むのは、いい口コミを書いていただくこと(笑)。1人でも多くの方にこの作品が届いてほしい」と語った。
「自身が考える“ガッチャード”らしさとは?」という質問が飛ぶと、本島は「仲間との絆が描かれているところ」と答え、「スパナが……あっぶねー! ネタバレするところだった」とお茶目な一面も見せつつ「1年間ともに戦った友情があるから、卒業してもずっと心の中にいるんです」と述懐。藤林が「仲の良さですね。何があっても、トークでヘマしてもカバーしてくれる」と前置きし、「例えば、ここにある架空のベルトを渡したら変身してくれるとか……」と山口のほうに近寄ると、彼は驚きつつ「変身!」とポーズを決め、「監督いじりはダメだって!」と嘆いて会場を沸かせた。
続けて銀杏蓮華役の安倍は「“卒業”というと悲しく聞こえがちですが、みんなが次の進路に向かっていくという前向きで明るい部分もあり、それがガッチャードらしさかなと思います」と吐露し、鶴原錆丸役の富園は「日常のわちゃわちゃがありつつ、シリアスなシーンではぎゅっと引き締まる。そこを乗り越えて、またみんなでわちゃわちゃするというのがいいんですよね」と振り返る。そして加治木涼役の加部は「この制服だよね」と着用した衣装に触れ、「仮面ライダーだけれど、1人の高校生としての成長や卒業も描かれるところがポイントです」とアピールした。
制作において意識したことを聞かれた山口は「みんなの若さがガッチャードらしさにつながっています。本作でもテレビシリーズから続いているその空気が出せたのかなと」と胸を張る。さらにVシネクストがテレビシリーズの放送終了から時間を空けて公開されることに言及し、「皆さんは今『仮面ライダーガヴ』を楽しんでいると思いますが……」と観客に語りかけると、藤林は「『ガヴ』ってなんですか……?」とジョークを飛ばし、会場を笑いで包み込んだ。
テレビシリーズが放送された当時を振り返る本島は「お芝居との向き合い方を教えてもらいました。演技が初めてでしたから、どう手をつけていいかわからなかった」と回想。藤林は「この2年で周りの空気を考えるようになりました。いい男になったと思います」と述べて「自分で言うなよ!(笑)」と周囲からツッコまれるも、「この仲間に会えたことが一番大きい。成長したというよりも“成長させてもらった”という思いです」と真摯に伝える。安倍は「1年通して同じメンバー、同じ役で撮影することで『絆を深めよう』という意識がより芽生えました。“一匹狼”な面を克服できたことが成長したと思う部分」と言葉を紡いだ。
作品のテーマにちなみ、“卒業の思い出”にトークが移ると、本島は「高校生のときに進路に悩んでいて、一緒に悩んでいた友達と将来の夢を書いたんです」と思い返す。そして「僕は俳優で、彼はプロ野球選手。夢に向かってがんばろうと背中を押し合いました」と打ち明け、藤林からの「始球式とかで一緒になるかもしれないよね」という言葉に「めっちゃいい!」と目を輝かせていた。
「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」は期間限定で公開中。
Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」予告
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