森達也が「仁義なき戦い」「翔んで埼玉」など批評、書籍「極私的映画論」発売

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映画監督・森達也による書籍「極私的映画論」が、明日1月28日に論創社より刊行される。

「極私的映画論」書影

「極私的映画論」書影

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極私的映画論(論創ノンフィクション)

森達也「極私的映画論(論創ノンフィクション)」
Amazon.co.jp

「A」「FAKE」「i-新聞記者ドキュメント-」などドキュメンタリー映画を数多く手がけ、2023年には劇映画「福田村事件」を監督した森。本書には、彼による映画批評を収録。「アフリカの光」「仁義なき戦い」「太陽を盗んだ男」のほか、「翔んで埼玉」「月はどっちに出ている」「わたし達はおとな」「夜明けまでバス停で」などの作品について語っている。304ページで構成され、価格は税込1980円だ。

極私的映画論

論創社 2025年1月28日(火)発売
価格:税込1980円

目次

Ⅰ 20200218-20200618
若かりしショーケンと田中邦衛の青春映画「アフリカの光」をDVDで観ない理由 他9作品
Ⅱ 20200728-20201222
虚と実が融合する「仁義なき戦い」は何から何まで破格だった 他9作品
Ⅲ 20210112-20210622
「太陽を盗んだ男」は今ならば絶対に撮れない、荒唐無稽なエンタメ映画 他9作品
Ⅳ 20210706-20211116
「翔んで埼玉」が悔しいほど痛快な理由--【二倍ダーシ】ギャグとテンポ、そして実名の威力 他9作品
Ⅴ 20211130-20220426
薄っぺらで気持ち悪い在日タブーを粉砕した映画「月はどっちに出ている」の功績 他9作品
Ⅵ 20220517-20220927
日常を「体験」する映画「わたし達はおとな」に釘付けになる理由 他9作品
Ⅶ 20221011-20230425
ホームレス女性殺害事件がモチーフの「夜明けまでバス停で」、直近の現実を映画で描く葛藤 他9作品
Ⅷ 20230530-20231212
「保守王国」の権力腐敗を映し出す、映画「裸のムラ」と馳知事の場外乱闘 他9作品
Ⅸ 20240123-20240220+α
アラン・パーカー監督「バーディ」の強烈なラストシーンが僕たちを救う 他9作品

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