無法地帯の閉鎖空間を舞台とする「THE HEAD」は、首のない死体が発見されることから展開する心理サバイバルスリラー。完結編となるSeason3の舞台は、アフリカのサハラ砂漠に位置し、どの国にも属さない無法地帯ビル・タウィールの元軍事基地だ。この場所で、教授のアーサー・ワイルドら科学者たちは気候変動を緩和させるための研究を続けていた。計画は順調に進んでいたものの、飛行機墜落事故から生還したという観光客を名乗る訪問者が遠く離れた基地に現れたことから事態は一変。翌朝、首を落とされた犠牲者が出たことで、誰もが悪夢の再開に気付き始める。
渡部は、Season1で山下智久が演じた微生物学者アキ・コバヤシの父であるタケシ・コバヤシ役で出演。アーサーの宿敵であるマギー・ミッチェル役のキャサリン・オドネリーと共演している。オファー時について渡部は「私は英語がまったく得意じゃないのですが、自己紹介の映像を英語で撮ってほしいと言われまして、それで子供に教えてくれている英語の先生と一緒に考えたんです」と述懐する。撮影地のスペインには英語とスペイン語が話せる長男と行ったといい、「本編でシャツを2枚着ているのですが、衣装合わせのとき長男が衣装さんに『シャツを2枚着るんですか?』と聞いていて。衣装さんは『インパクトを与えたいんだ』と言っていたんですが、長男は『日本人はこういうことしないよ』とやり取りしてて(笑)」と現場で意見を交わし合ったことを明かした。
渡部は日本語版で自身の英語のセリフの吹替も担当しており、「お芝居と同じで正解がないものですから、普段のお芝居でしたら感情でやれる部分もあって、自分の中で演技に納得するのですが、今回は“渡部篤郎”の吹替なので、そこをしっかりやらないとと思いました」と話す。続けて「吹替の台本が来て、ああ確かにこのほうが吹替で観ている方はわかりやすいだろうなとなりました。面白いものですね」と吹替の難しさや魅力を語った。
全6話で構成された「THE HEAD」Season3はHuluで配信中。監督は前作から引き続き
norikichishio @norikichishio
渡部篤郎が海外ドラマ「THE HEAD」Season3に出演、山下智久が演じた微生物学者の父役(コメントあり) https://t.co/CNpBbjvJLb ●PR→ https://t.co/DZvYAUwGz6 #ファッション #メンズファッション
●PR→https://t.co/EnFX7LlIYU #ファッション #メンズファッション