Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」の完成報告会が本日12月2日に東京・青山グランドホテルで行われ、キャストの
4人が仲良く談笑する声が、始まる前から漏れ聞こえてきた本イベント。配信スタートを控え、宮沢は「『阿修羅のごとく』が好きな方の感想が怖くて、楽しみな気持ちです」と述べ、尾野は「自分で言うのもなんですが最高です! 最高の作品ができました」と胸を張る。蒼井は「撮影がずっと続けばいいのにってぐらい楽しい現場でした。まだ夢の中にいたくて、最終話だけ観ていないんです。皆さまが配信で観るタイミングで観ようと思っています」と笑みをこぼし、広瀬は「宝物の作品になりました。楽しみにしていただけたら」と愛情たっぷりに語った。
八木は、是枝にオファーした際のことを振り返り「映画の方なので難しいかなと思っていたんですが、お会いしたら開口一番『ほかの監督に撮らせたくない』と夢のような言葉をいただきました」と言及する。そんな是枝からはビデオメッセージが届き、「宮沢さんと尾野さんだけだと収拾がつかないっていう(笑)。なかなか本番に入れないという状況がありまして、それを蒼井さんにうまくまとめていただいた。すずが一番しっかりしていたと思います」と楽しい現場の様子が伝えられた。
これを受け、宮沢は「長女ですし、今日は多少猫を被っております(笑)」と白状し、来場者を笑わせてから「本番以外はずっとしゃべってまして。助監督が優しいので、それが終わるのを待ってくださっているんですが、『そろそろお願いします』と言われたり。私は姉妹はおりませんが、実の姉妹ができたような気持ちでいます」とにっこり。蒼井は「まだセットの外ならいいですけど、セットの中でも収拾がつかないことがありまして。18分間ずっとふざけてるということもありました(笑)」と報告する。広瀬が「私は末っ子なので甘えさせていただいたんですが、尾野さんは『私が末っ子だから!』って」と笑うと、尾野がすかさず「余計なこと言うんじゃない!(笑)」と口を挟む。これを横で聞いていた蒼井は「妹2人で尾野さんって呼ぶか、真千子さんって呼ぶか相談してたんですが、尾野さんが『(呼び方は)真千子がいい!』って、“強制真千子”でした(笑)」と裏話を明かし、笑いを誘った。
イベント中盤には、キャストがオファー時を振り返る場面も。宮沢は「向田先生の作品に2作品参加させていただいたことがあって、そのときに先生のセリフを口にすることの豊かさ、怖さを感じたんです。そこから先生の虜になって、ファッションやお料理などの本も買いあさりました。そんな中、今回のお話をいただいて、キャストの名前を見たときに『こんなこと実現するんですか?』と。四姉妹以外のキャストも素晴らしくて、夢のようなキャスティングだと思いました」と回想する。
尾野は「誰でも知っている作品で、恐怖でしかなかったです。すぐにやりますと言っていいのか。戸惑いがありましたね」と述懐。蒼井は「NHKで放送された『阿修羅のごとく』を何度も何度も観ていたので、まさかまさか!って。さらにキャストを聞いて、いいんですか?と思いました。でも怖いけれど、どうしてもやりたくて、『ぜひ!』ってお返事しました」と思い返す。続く広瀬は「お姉ちゃんたち(のキャスト)を聞いて、こんなチャンスはないからすぐやりたい!って思いました」と素直にコメント。これを宮沢、尾野、蒼井はうれしそうに聞いていた。
「阿修羅のごとく」は、1月9日よりNetflixで独占配信。
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