映画「
本作は親友だったがある事件を機に別の人生を歩み、やがて敵対関係になった富井ヒロトと金森を描くバイオレンス青春映画。清水が富井、高杉が金森、伊藤が2人の幼なじみ・紅花に扮した。
長編デビューを果たした岩屋は、現在の心境を問われ「とにかくうれしい。この作品に関わってくれた皆さんの力でここまでこれたと実感しているので、感謝の気持ちが大きいです」と述べる。岩屋と親交の長い清水は「衣装合わせのときに製本された台本をいただいたんですけど、それまで『こういうのがやりたいんだよね』と共有してもらったものに『オアシス』という名前が付いて、キャストも全員決まって、世界観が完成した瞬間だと思いました。やるんだなという実感と、どんな映像に完成していくのかなという楽しみで昂りましたね」と回想。岩屋が「噛み締める時間があったよね」と言うと、清水は「2時間ぐらいね」と飄々とボケて、仲の良さをうかがわせた。
ダブル主演の清水と高杉は、10代の頃から何度も共演経験がある。高杉は清水について「共演するたびに自分のモチベーションが上げられるし、自分の演技について考えさせられる。がんばらなきゃなと思わされる存在」と口にする。清水は「真宙は“動向が気になる”存在。大きい作品をやったら素直に『おめでとう』と思うし、刺激ももらう。今回に関しては、これまで高め合ってきた高杉真宙だからこそ寄りかかれた。この2人だからこそ自分の役にのめり込めたので感謝しています」と話す。そんな2人の様子を見た伊藤は「いいコンビだなあ」と目を細めていた。
伊藤が、「映画 賭ケグルイ」以来の共演となった高杉について「あのときはおとなしい印象があったけど、今回の現場では堂々としてらっしゃって。いろんな変化があって大人になられてて」と語ると、高杉は「あのとき、もうけっこう大人だったんだけどな(笑)」と肩を落とす。撮影現場の雰囲気に話題が及ぶと、岩屋は「この3人もそうなんですけど、映画が好きで、現場が好きで、ものづくりが好きな人たちが集まってくれて、『一緒に作るぞ』という温度感で立ってくれていたのが本当にうれしかった」と伝えた。
本作の主人公である富井と金森の関係性にちなみ、イベントでは「かけがえのないものは?」というトークテーマも設けられた。清水は「白米。固めが好きです。納豆が一番白米のポテンシャルを引き出してくれる」と熱く回答。伊藤は「友達です。何かあったときに助けられている」、高杉は「ゲーム。FPSゲームばっかりやっています」、岩屋「サウナですね。多いときは週3回ぐらい行ってます」とそれぞれ答えた。
最後に岩屋は「映画は、上映が始まったら観た人のものになると思うので、僕たちの手から離れるのは寂しい気持ちはあるんですが、観てくれた人に何か残ってくれたらいいなと思います」と真摯に言葉を紡ぎ、イベントの幕を引いた。
「オアシス」は全国で公開中。
※「オアシス」はR15+指定作品
ai @__tor__tress
今日本当にビジュアル大爆発だった
発光してた💡 https://t.co/CKAwj5MeXl