映画「
本作は、ある理由から国民的ニュース番組「ショウタイム7」を降板させられた元人気キャスター・折本眞之輔を主人公とするサスペンス。ラジオ局に左遷させられた折本が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた独占生中継を強行するさまが描かれる。阿部が折本に扮し、竜星が「ショウタイム7」の現役キャスター・安積征哉、生見が新人アナウンサー・結城千晴、井川が報道記者・伊東さくら、吉田がテレビ局プロデューサー・東海林剛史を演じた。
阿部は折本について「こんな状態になりたくないなって(笑)」「追い込まれ感がすごいんです」と率直に語り、「アナウンサー、キャスター役は今まで避けてきたんです。限られた時間の中で機転を利かせる姿に、尊敬しかない。ただこの歳になるといろいろな役をやり尽くしているので、ハードルを上げて、挑戦したいと思いました」と伝える。井川は「どんどん追い込まれていくんですが、それが栄養になって、折本節が炸裂していく。わくわくしました!」と声を弾ませ、生見は「緊張感とスピード感がある作品で、一瞬で観終わっちゃいます」とアピールした。
阿部とドラマ「VIVANT」以来の共演となった竜星は「(阿部の)山のような大きな背中を追いかけながら撮影しました」と振り返り、「阿部さんはチャーミングな部分もあって、緊張をほぐしてもらいながら撮影できました」と感謝。阿部は「竜星って誰と話しても緊張しないらしいんですよ。僕は身長も高いし、しゃべりづらいと思われることもあるんですが、どんどんと来る」と述べ、「安積はすごい生意気な役。(竜星の)スイッチが入るときのスピードと集中力は目が覚めるようでした。一緒に仕事をしていても気持ちのいい人間。今日も僕より派手な衣装を着ていて、失礼だなと!(笑) でもそういうところも好きです」と笑みをこぼした。
吉田は「僕たち調整室のシーンと阿部さんのシーンはそもそも別撮りなんです。でも調整室のシーンも阿部さんがブースにいてやってくれる。もう阿部さんのシーンは撮り終えているし、モニタで流せば済む話なんですけど、ご本人が付き合ってくれて、恐縮で恐縮で。でも、だからライブ感が出る。すげー俳優だなって、改めて思いました」と言い、「膨大なセリフ量で、『すごい役、受けちゃったね』って言ったら、阿部さんが『あはっ』って笑っていて。かっこいいなーと」とたたえた。これを受けた阿部は「僕の撮影のときも、井川さんや鋼太郎さん、犯人役の方が付き合ってくれました」と明かし、「犯人役の方は僕が過去共演したことがない方。出てくださるんだ!と思いました」と口にした。
イベント中盤には、本作にちなみ「命懸けの体験談」をキャストがトーク。阿部は「作品名は言わないんですけど(笑)。ある作品で、道なき道を何時間も行かなきゃいけない撮影があって。さすがに長いので、車の中で寝るんですが、ガーンときて、首をやってしまったりして。これは命が危ないなと思いました」と回想する。続く竜星も「作品名は言わないんですけど(笑)」と切り出し、「砂漠での撮影で、シャワーを浴びてるときに、突然お湯が出なくなったんです。マネージャーに聞いたら『今日の分のお湯はもう出ない』と。その後、命懸けで水でシャワー浴びました」とコメント。横で聞いていた阿部は「たぶん、俺が先にお湯使ったんだろうね」と話し、会場を笑わせた。
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