特集「家族たちの戦争」シネマヴェーラ渋谷で開催、戦災孤児や戦後の人々映す9本上映

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特集上映「家族たちの戦争」が8月10日から16日にかけて東京・シネマヴェーラ渋谷で開催される。

「幼きものは訴える」場面写真 (c)日活

「幼きものは訴える」場面写真 (c)日活

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「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」共催の同特集では、戦争とは何だったのかを改めて考えるための9本を上映。戦場ではなく、銃後の家族たちの生活、軍人一家に生まれて悩む子供たち、親を失った戦災孤児のその後などを映し出す作品が集められた。

「あした輝く」場面写真 (c)1974松竹株式会社

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「流れの譜 第一部動乱 第二部夜明け」場面写真 (c)1974松竹株式会社

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「田舎刑事 時間よ、とまれ」場面写真 (c)テレパック

「田舎刑事 時間よ、とまれ」場面写真 (c)テレパック[拡大]

「ラストメッセージ~“不死身の特攻兵” 佐々木友次伍長~」

「ラストメッセージ~“不死身の特攻兵” 佐々木友次伍長~」[拡大]

幼くして戦災孤児になった兄妹が歩む受難の物語「幼きものは訴える」、浅田美代子志垣太郎が敗戦によって離ればなれになった夫婦を演じた「あした輝く」、エリート軍人一家の四世代にわたる叙事詩「流れの譜 第一部動乱 第二部夜明け」、戦後の人々を渥美清主演で描いたテレビドラマ「田舎刑事」より第1話「時間よ、とまれ」第3話「まぼろしの特攻隊」などがラインナップ。また家族を亡くした12歳の少女が主人公の「ムッちゃんの詩」、大戦末期の“花栽培禁止令”に抗って花を作り続ける女性の役で高橋惠子が出演した「花物語」も。ドキュメンタリー作品として、9度の特攻出撃から生還した兵士に話を聞いた「ラストメッセージ “不死身の特攻兵” 佐々木友次伍長」、ベトナム戦争の枯葉剤被害者たちを20年にわたって追った「失われた時の中で」もスクリーンにかけられる。

期間中にはトークショーも実施。詳細はシネマヴェーラの公式サイトでご確認を。

家族たちの戦争(「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」共催)

2024年8月10日(土)~16日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷

上映作品

トークショー

8月10日(土)「花物語」上映後

ゲスト:高橋惠子 / 聞き手:下村健

8月11日(日・祝)「あした輝く」上映後

ゲスト:里中満智子 / 聞き手:御手洗志帆

8月12日(月・振休)「あした輝く」上映後

ゲスト:浅田美代子 / 聞き手:立花珠樹

8月14日(水)「失われた時の中で」上映後

ゲスト:坂田雅子 / 聞き手:立花珠樹

8月15日(木)「ラストメッセージ~“不死身の特攻兵” 佐々木友次伍長~」上映後

ゲスト:鴻上尚史、上松道夫 / 聞き手:御手洗志帆

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下村 健 @Shimo_x2

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