小説コンテスト・野いちご大賞にて第5回大賞に輝いた、丸井とまとの「青春ゲシュタルト崩壊」が実写映画化。「高良くんと天城くん」「silent」の
本作は、ある日突然“青年期失顔症”を発症した高校2年生の間宮朝葉(まみやあさは)と、派手な見た目と乱暴な態度だが人一倍“痛み”に寄り添える同級生・朝比奈聖(あさひなひじり)の物語。朝葉が聖に振り回される日々の中で自身を見つめ直し、彼の存在の大きさに気付く様子や、聖がずっと抱えていた“あること”に向き合う姿が映し出される。なお青年期失顔症とは架空の病で、原作では“個性を押し殺し、他人に合わせて自分を見失う=自分の顔が認識できなくなる”と表現される。
聖を演じる佐藤は「歌番組の出番直前に、突然『映画のW主演決まったよ~』と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています」と出演の知らせを受けたときの心境を振り返る。朝葉役の渡邉は「何かに悩んだり、自分自身を見失いそうになった時、この作品を通して心の拠り所を見つけてもらえたら良いなと思います。私もその想いを胸に、この映画を大切に大切に作り上げていきたいです」とメッセージを送った。
そして丸井は「爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです」と期待を寄せる。三浦は「爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです」と思いをつづった。
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佐藤新 コメント
歌番組の出番直前に、突然「映画のW主演決まったよ~」と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています。
初のW主演映画という事で、とても気が引き締まる思いです。まだまだ俳優としては未熟かもしれませんが、作品を支えてくださるすべてのスタッフさんに感謝して、責任を持ってこの朝比奈 聖という役に精一杯向き合っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
渡邉美穂 コメント
初めて原作を読んだ時、狭い世界で過ごしていた十代の頃をじんわりと思い出しました。
何かを手放すこと、辞めることは決して“逃げ”でも“甘え”でもない。
あの時の私には出せなかった答えがこの作品には詰まっていて、昔の自分を抱きしめてくれているような気がします。
何かに悩んだり、自分自身を見失いそうになった時、この作品を通して心の拠り所を見つけてもらえたら良いなと思います。
私もその想いを胸に、この映画を大切に大切に作り上げていきたいです。
この作品に携われること、間宮朝葉という人物を演じられることは私にとって大きな財産となると思います。
素敵な作品を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張ります。
丸井とまと コメント
もしも心の苦しさが目に見えるもので、周りに合わせて自分を見失ってしまったら……そんなテーマで書いた作品を出版してもらえたことが夢のようでしたが、このたび映画化が決定いたしました。このような素敵な機会をいただけたのは、一緒に書籍を作り上げてくださった方々や、原作をお手にとってくださった皆様のおかげです。たくさんの愛をありがとうございます。爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです。
三浦希紗 コメント
丸井とまと先生の原作を読んだ時、“自分を見失う”というごく身近にある感情を、青年期失顔症という架空の病気を設定して表現されていたことに衝撃を受けました。けれど、そのショッキングな設定の中で描かれていた心理描写は繊細で脆く、とてもリアル。このギャップを、映像化で最大限に引き出すためにはどうすればいいのか、それを意識しながら脚本を考えていきました。
爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
IMP.佐藤新と渡邉美穂がダブル主演、「青春ゲシュタルト崩壊」実写映画化 - 映画ナタリー https://t.co/U2aLvzrovX
“脚本はドラマ「Eye Love You」の三浦希紗”