滝藤賢一の主演作「笑え」大阪で上映、太田真博の初期作品集としてスクリーンに

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滝藤賢一が主演を務めた中編「笑え」が7月12日に大阪・シアターセブンで上映。監督・太田真博の特集上映「太田真博監督初期作品集 in大阪」の1本としてスクリーンにかけられる。

「笑え」場面写真 (c)ガノンフィルムズ

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「太田真博監督初期作品集 in大阪」チラシビジュアル

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「笑え」場面写真 (c)ガノンフィルムズ

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本特集は、太田が2011年に不正アクセス禁止違反容疑などで逮捕された経験をもとにした「エス」が同劇場で7月20日から公開されることを記念したもの。2008年の神戸を舞台とする「笑え」は「舞台・阪神淡路大震災」の千秋楽前夜に、被災経験のある座長と被災経験のないオオタら俳優陣がひたすらモメまくる一夜を描く物語だ。滝藤がオオタ、社城貴司が座長を演じたほか白石直也、金子和、竹井亮介、原田健司、小坂一郎がキャストに名を連ねている。

「笑え」場面写真 (c)ガノンフィルムズ

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「笑え」場面写真 (c)ガノンフィルムズ

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「僕の月はきたない」の監督・工藤渉は「傑作『笑え』を観た後の衝撃は未だに覚えてます。この作品をどう思えば良いのか、どう解釈して人に話せば良いのかわからなかったです」と吐露。そのほか「空(カラ)の味」の塚田万理奈らも特集上映にコメントを寄せたほか、井上淳一森達也らは「エス」への感想をつづった。なお特集上映には2009年に製作された「LADY GO」もラインナップされている。

太田真博監督初期作品集 in大阪

2024年7月12日(金)19:00~ 大阪府 シアターセブン
料金:1000円均一
<上映作品>
「笑え」
「LADY GO」
※上映後にトークショーあり

「太田真博監督初期作品集in大阪」応援コメント

工藤渉 コメント

傑作「笑え」を観た後の衝撃は未だに覚えてます。
この作品をどう思えば良いのか、どう解釈して人に話せば良いのかわからなかったです。
当時、様々な自主制作映画を拝見し、悔しがったり、参考にしたり、批判してみたりしましたが、
「笑え」の異彩さは監督が演出してるのかどうかすらわからない。ドキュメンタリーなのかと感じるくらい
役者が画面の中で普通に喋り、泣いて笑う。
気がつくよりもとっくにストーリーは始まっており、あっという間に終わります。
高すぎる技術は魔法に見えるんだなと15年経ってやっと感想を思いつきました。映像をやってる方はビビると思いますし、普通に楽しみたい方はタイトル通り、笑えます!

塚田万理奈 コメント

「LADY GO」を初めて観た時、この監督は悪魔のような人なんじゃないか、と思ったほど、
役者さん達が内面を引きづり出されているように見えました。すごすぎてこっちが引いてしまった。
怖いです。唯一無二の最高に面白い作品を作ってしまう監督です。大っファンです。

増田和由(ミュージック・ビデオ監督)コメント

おもしろいです。初めて観たとき「なんてすごいものを観てしまったんだろう……!」とずいぶんと感動しました。
その後2回目を見る機会があって、やっぱりもう凄くて、前回観たときよりも改めて太田さんの演出の凄さに気づいて、それでどうしたらこんなすごい映画が作れるのかと、嫉妬を超えて、どうしようもなく惹かれていきました。
「LADY GO」は出てくる人たちが確実にそこに生きてるところにすごく惹かれます。映画の時間だけに存在してるんじゃなくて、映画という枠を超えて生きてるんです。これが太田さんの映画だし、僕が作りたい映画の理想の形です!
初めて観た時からだいぶ経ちましたが、変わらずいまでも「LADY GO」がいちばん好きな短編映画です。

「エス」応援コメント

井上淳一(脚本家 / 映画監督)コメント

監督が自ら犯した罪を描くというから、贖罪の話かと思ったら、
とんでもない。そこを起点に一点突破全面展開。不寛容で不完全な
この世界をマルっと映し出す。みんな、いいヤツなのに、どこか不穏で
不安定。善意と無自覚な悪意が入り混じる。そんな人間の残酷な多面性を
体現する役者たちがみないい。才能は至るところに隠れている。
縮こまって生きる必要なんてない。この映画と出会わないと損しますよ。

森達也(映画監督 / 作家)コメント

まず言えること。一筋縄では説明できない作品だ。
もう少し具体的に書けば、台詞がプロットから解放されている。
もちろんこれは、映画的作法としては大きな違和感をもたらす。
ところがその違和感すら、きっと太田監督は計算している。
氾濫する言葉と(少しだけ)ずれた映像の融合が醸し出すリアリティ。それをあなたは目撃する。

上坂あゆ美(歌人 / エッセイスト)コメント

不自然なほど明るい音楽、吹き出してしまうような会話劇。なのになぜかずっと、怖いくらいの覚悟を感じる。
この作品は、何よりも監督自身のためにある。
一人の人間が事実を受け止め、それでも生きていくために、必要なものだったんだろう。

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(c)2023 上原商店

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おおとも ひさし @tekuriha

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