映画「
第79回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞となる金獅子賞を受賞した本作は、1970年代から1980年代のドラッグカルチャー、ゲイサブカルチャー、ポストパンク / ニューウェーブシーンなどを撮影し、時代の寵児となった写真家
ゴールディンは2018年3月10日に仲間とメトロポリタン美術館を訪れ、製薬会社を営む大富豪サックラー家が多額の寄付をした展示スペース「サックラー・ウィング」に「サックラー家は人殺しの一族だ!」と声を上げながら「オキシコンチン」というラベルが貼られた容器を一斉に放り始めた人物。オキシコンチンは、全米で50万人以上が死亡したオピオイド危機の原因とされる鎮痛薬の一種だった。本作ではゴールディンがなぜ巨大な資本を相手に戦うのか、彼女が1人の人間として歩んできた道のりがつづられていく。
※「美と殺戮のすべて」はR15+指定作品
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sweetsickness @sweetsickness1
Netflixの『ペイン・キラー』で初めて知ったけど、このオピオイド問題ホントに酷い。 https://t.co/tYQ5FDeFxm