浅倉秋成の同名小説を実写化した本作は、エンタメ企業の新卒採用で最終選考に残った6人の就活生を描いた青春ミステリー。彼らは全員で内定を得るために交流を深めていくが、本番直前に課題が変更される。その内容は「6人の中から1人の内定者を決める」というものだった。内定を懸けた議論を進める中「〇〇は人殺し」という告発の封筒が見つかり、やがて6人の“本当の姿”が暴かれていく。浜辺が早稲田大学社会科学部の嶌衣織(しまいおり)、赤楚が嶌と2次面接で出会う立教大学経済学部の波多野祥吾を演じるのは既報の通りだ。
佐野は慶応義塾大学総合政策学部(SFC)の学生で、フェア(公平)を愛し、冷静かつ的確なリーダーシップを執る九賀蒼太役で出演。「優等生の役はあまり演じたことがなかったため、今回の役は挑戦的でしたが、九賀のまっすぐさは自分とも共通する部分で、共感しながら演じられました。そのまっすぐさがどこに向かうのかは…。『六人の嘘つきな大学生』には犯人へのヒントが沢山隠されているので、1回目は犯人が誰なのかを考察しながら楽しんでいただきたいです。そして、2回目はその犯人がどんな芝居をしているかを、更に3回目は、もっと細部まで…という形で、3回以上観ていただけたら嬉しいです」と語っている。
「六人の嘘つきな大学生」は11月22日より全国ロードショー。「キサラギ」「累-かさね-」で知られ、Netflix映画「シティーハンター」の配信を控える
稲垣優 コメント
この原作を映像で表現する上で、「九賀蒼太を誰が演じるのか?」は重要なポイントでしたが、これまでのTVドラマや映画の出演作で、二面性のあるキャラクターを演じる経験の多かった佐野勇斗さんには、安心して九賀役をお任せすることができました。しかし、撮影を通して我々製作陣を驚かせたのは、佐野さんの発案で演じられた、あるシーンでの九賀の「第三の顔」。それは、おそらく公開まで明かされることは無い映画ならではの大きな見どころになっておりますので、公開後のお楽しみとして、ぜひスクリーンで見届けていただきたいと思います。佐野さんだからこそ表現できる、唯一無二の魅力を放つ「九賀蒼太」に是非ご期待ください。
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【慶應News】 佐野勇斗が慶応SFC生に、映画「六人の嘘つきな大学生」で浜辺美波&赤楚衛二と共演(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/WLEVCUTGQv