劇場アニメ「
3月15日までの公開29日間で、観客動員472万人、興行収入67.5億円を記録した本作。周囲の反響について尋ねられた梶は「“ゴミ捨て場の決戦”を目指して戦ってきた音駒高校(のキャスト)からすると、劇場版として作られたのがうれしかったです。『ハイキュー!!』のタイトルだけは知っているけどという方の『映画からハマって最初から追い始めてます』という声も聞きました。作品全体にいい影響を与えられたし、面白さを伝えられるきっかけになったと感じています」とうれしそうに話す。立花は「よく通っている整体にこの間行ったら、担当さんから『立花さん、めっちゃよかったです! 本当によかったので今度またすぐに観に行きますと』と来た瞬間に言っていただきました。男性の方なのですが、今まで僕に気を遣って(声優の仕事について)話さないようにしてくださっていたようなんですが、実は隠れ『ハイキュー!!』ファンだったとわかったんです」と語った。すると梶と横田もそろって「僕も整体で言われました」と共感を示して会場に笑いを起こす。
石井は「僕にも『ハイキュー!!』の存在は知っていたけど、映画で初めてアニメ版を観たという友達がいます。なんでもっと早く観なかったんだろうと言ってました。サブスクに登録をしてこれからめっちゃ観るそうです」、星野は「映画公開直前に、海くんの読切がジャンプ本誌に載ったので高まりました。友人も『どんな感じになるのか観に行くわ』と言ってくれて」とコメント。街頭広告を見たという横田が「いろんな広告が出るようになって、街を歩いていても『ハイキュー!!』という言葉が聞こえてくるようになりました。普段『ハイキュー!!』ファンはどこにいるんだろうと思っていたんです」と言うと、梶は「みんな隠れなくていいんですよ」と茶目っ気たっぷりに呼びかける。続けて横田は「新宿に大きな広告が出るというので夜にこっそり見に行ったんですが、けっこう遅い時間でも広告目的で来ている人がいて。男性の方も『夜久さん! 夜久さん!』と言ってました」と楽しそうに振り返る。
劇場版で初めて「ハイキュー!!」に関わったという澤田は「連絡を取っていなかったような地元の友人や同級生から突然連絡が来たんです。これ、宝くじに当たったときの感覚に似てるかもと思いましたね」と冗談めかしつつ「応援してるよと言ってくれて。作品の力ですね」とほほえんだ。池田は「上映時間が85分なので、アニメシリーズ第4期から4年くらい待ってくれたお客さんは満足できるのかという気持ちが正直ありました。でも作品のファンだという友達が観に行ったら『よかったよ』と」「観ていて体が縮こまるから、『これ以上長かったら足を攣ってたかもしれん』と言ってました(笑)」「僕も劇場で観ましたが、85分でよかったと思います。それ以上あったら休憩が必要になりますね」と分析した。
自身が演じた役とライバルの描写についてもトークを展開。梶は「研磨からすると日向翔陽がライバルというか友達。でも研磨にとっての友達とは“本気で殺し合いたい相手”。それぐらいのめり込みたくなるような人物との出会いは大きいですよね」「ライバルではないですが(同じチームの)黒尾鉄朗は研磨にとって欠かせない存在で、そんな仲間を描いてくださったのがうれしかった。試合終了後のシーンはグッとくるものがありましたね」としみじみ。収録を回想した星野は「僕は(烏野高校の)シンクロ攻撃オールのシーンが一番好きなんですが、都度プレッシャーがすごくて。これに負けちゃいけないと思ってレシーブを上げ続けました」と述べた。池田は「収録だと、犬岡としてコートに入るのは10年ぶりくらいでした。リエーフにポジションを取られてしまったので(笑)。とても緊張したんですが、そこは犬岡とシンクロしていたんじゃないかなと思います。ライバル関係で言うと日向が犬岡を認知してくれているのにほっこりしました」と語る。
会場では入場者プレゼントが第7弾まで続くことが発表され、大きな歓声が上がる一幕も。梶は各地の劇場とつながっている中継カメラに挨拶をしつつ、本日不参加だった黒尾役の中村悠一宛てに「観てますか?」と呼びかけて笑いを誘う。そして「黒尾のキャプテンシーがないとみんなをまとめきれませんでした(笑)。今回は音駒だけでこういった機会を用意してくれてありがたかったです」と感謝を述べてイベントを締めた。
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」本予告
関連記事
梶裕貴の映画作品
リンク
ハイキュー!!大好き @DaisukiHaikyu
【イベントレポート】「ハイキュー!!」梶裕貴が黒尾鉄朗への思い述懐、立花慎之介は整体師から応援される(写真20枚) - 映画ナタリー https://t.co/SHS6DKuM1F https://t.co/f4JnSOcVk8