母の愛情が娘を追い詰めた?韓流ミステリー「毒親<ドクチン>」の予告公開

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韓国映画「毒親<ドクチン>」の予告編がYouTubeで公開された。

「毒親<ドクチン>」ポスタービジュアル

「毒親<ドクチン>」ポスタービジュアル

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本作は成績優秀な高校生ユリと、娘に度を過ぎた愛情を注ぐ母へヨンをめぐるミステリー。予告編は、学校に登校せず姿を消したユリが遺体となって発見されるところから始まる。捜査に乗り出した刑事は自殺の可能性が高いと推測するが、ヘヨンは頑なに認めようとしない。しかし捜査が進むうちに、友人や教師の証言によって、ユリが大きなストレスを抱えて生活をしていたことが明らかになっていく。

ドラマ「人魚姫」「妻の誘惑」のチャン・ソヒがへヨン、「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」のカン・アンナがユリを演じたほか、チェ・ソユンユン・ジュンウォンオ・テギョンチョ・ヒョンギュンらが出演した。

キム・スイン

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本作の監督を務めたキム・スインのメッセージも到着。「特定の国の社会的な問題というよりは、どこの国でも起こりうる親子の問題として捉えて欲しいと思います。人間が誰かを間違った方法で愛することは、私たち全員が経験する可能性があり、今、まさに私の話かもしれない問題だからです」と制作の背景がつづられた。キム・スインは1992年生まれの現在31歳。これまでに日韓合作ホラー映画「オクス駅お化け」の脚色や「覗き屋」の脚本を担当し、本作で長編監督デビューを果たした。

なお公開に先立ち、本作の先行上映が3月21日にSpace & Cafe ポレポレ坐で開催。上映後はキム・スインのオンライントークも行われる。

「毒親<ドクチン>」は4月6日より東京・ポレポレ東中野ほかでロードショー。

※「毒親<ドクチン>」はR15+指定作品

韓国映画「毒親<ドクチン>」予告編

「毒親<ドクチン>」先行試写会

2024年3月21日(木)東京都 Space & Cafe ポレポレ坐
開場 18:00 / 開映 18:30
料金:1500円均一
※上映時間104分
※上映後にキム・スインのオンライントークあり

キム・スイン コメント

特定の国の社会的な問題というよりは、どこの国でも起こりうる親子の問題として捉えて欲しいと思います。人間が誰かを間違った方法で愛することは、私たち全員が経験する可能性があり、今、まさに私の話かもしれない問題だからです。もちろん、このような個人的な状況を、社会的な文脈から完全に切り離すことはできませんが、根本的には私と私の周りの人たち、一人一人の話であるという事実に焦点をあてて作った作品です。
毒親に育てられている子供たちが、今、経験している苦痛から、幼少期の影からやがて抜け出し、一歩でも前に進むことができるように。

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ポレポレ東中野 @Pole2_theater

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