お茶の名産地である岡山・美作(みまさか)地域が舞台の本作は、この地を訪れたピアニスト・青江里香と茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語。里香を松下が演じ、美作市で育った
杉野と山村は、里香を奪い合う兄弟役で出演。杉野は里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉、山村は過去に里香と何かしらの関係があったと思われる兄・真中淳也に扮する。
松下は「美しい美作の風景の中で撮影できたことは演じる上でとても心強い味方になってくれました」とコメント。杉野は「振り返ると岡山の自然の中でこの映画を撮影できて、とても気持ちよく、嬉しかったことを思い出します」、本作がスクリーンデビューとなる山村は「いただいた淳也という役に、僕がこれまで生きてきた上での葛藤や挫折、故郷や人との出会いなど全ての経験を込めて演じました」とつづっている。
「風の奏の君へ」は2024年初夏に公開。YouTubeでは特報が公開中だ。
映画「風の奏の君へ」特報
松下奈緒 コメント
今作ではピアニスト役ということで自分自身と重なる部分も多く、やはり感情を揺さぶられる瞬間が1番美しい音楽になるのだと実感しました。
美しい美作の風景の中で撮影できたことは演じる上でとても心強い味方になってくれました。
里香は風のように現れて風のように去っていきます。その短い時間で彼女の残した証を感じ取っていただけると嬉しいです。
杉野遥亮 コメント
映画「風の奏の君へ」に真中渓哉役で出演する事になりました、杉野遥亮です。振り返ると岡山の自然の中でこの映画を撮影できて、とても気持ちよく、嬉しかったことを思い出します。またその土地でお世話になった方も沢山いるので、完成作をお届けできる事、良かったあ。と、思います。是非、劇場にて登場人物の魅力や岡山の自然を体感してみてください。
山村隆太(flumpool)コメント
身に余る光栄にただ震えるばかりですが、
いただいた淳也という役に、僕がこれまで生きてきた上での葛藤や挫折、故郷や人との出会いなど全ての経験を込めて演じました。松下奈緒さんや、杉野遥亮さんに演技を通して引っ張って行ってもらう中で、自分の大切な感情や許せなかった過去を再認識できて、物語の最後にかけては、淳也なのか山村なのかわからなくなるほど淳也にのめりこむ自身がいる感覚になりました。こんな未熟者にこのような機会をいただけて心から光栄に思います。
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