三浦しをんの同名小説をもとにした同作では、出版社勤務の主人公・馬締光也が言葉に対する天才的なセンスを見出されて辞書編集部へ異動し、新たな辞書「大渡海(だいとかい)」作りに没頭するさまが描かれた。松田が馬締、宮崎が馬締にとって運命の女性・林香具矢を演じ、
松田は「10年ぶりに『舟を編む』がまた上映されるということで、なかなか感慨深いものがあります」と、石井は「この映画を撮影していた当時、僕も松田龍平さんも28歳か29歳でした」と懐かしむ。3月1日には、2人が登壇するイベントが東京・109シネマズプレミアム新宿で行われることに。詳細は決まり次第、劇場サイトやアスミック・エースの公式サイトで告知される。
なお、映画内で言及される辞書用紙を一部用いた劇場用パンフレットが、数量完全限定で復刻販売される。価格は2000円。インタビューやコラム、撮影日誌、全シナリオなどが収められた。
※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
「舟を編む」期間限定特別上映
北海道 シアターキノ(3月23日~)
宮城県 MOVIX仙台
山県形 MOVIE ONやまがた
東京都 109シネマズプレミアム新宿★、MOVIX昭島、Stranger
千葉県 キネマ旬報シアター★(3月9日~)
愛知県 ミッドランドスクエア シネマ★
大阪府 なんばパークスシネマ
兵庫県 シネ・リーブル神戸
京都府 アップリンク京都
岡山県 岡山メルパ
福岡県 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
熊本県 熊本ピカデリー
※★は35mmフィルム上映
松田龍平 コメント
10年ぶりに「舟を編む」がまた上映されるということで、なかなか感慨深いものがあります。TVドラマ化ということですが、馬締役を野田洋次郎が演じるということにも嬉しい縁を感じています。石井監督とトークショーやりますので、ぜひいらして下さい。
石井裕也 コメント
この映画を撮影していた当時、僕も松田龍平さんも28歳か29歳でした。「15年かけて辞書を作るとはどういうことだろう」と、必死に想像しながら作った映画です。あれから随分時間が経ちましたが、それでもまだ15年は経っていません。辞書作りとは、本当に途方もなく時間のかかる作業です。手作業で辞書を作る登場人物たちと同じように、僕たち映画スタッフもアナログの手法にこだわりました。その成果は全て35mmフィルムに焼きつけられています。公開当時もなかなかできなかった35mmフィルムでの上映を是非お楽しみください。
石井裕也の映画作品
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松本孝子 @apres2020
これ、とてもいい映画でした。 https://t.co/NDP49WcUP9