不倫の果てに大宇宙が広がる…?オランダの鬼才が手がけた「No.10」4月公開

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「ボーグマン」「シュナイダーVSバックス」で知られるオランダの鬼才アレックス・ファン・ヴァーメルダムが2021年に手がけた「No.10」(ナンバーテン)が、4月12日より新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

「No.10」場面写真

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「No.10」場面写真

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本作は幼少期に記憶を失い、森に捨てられ、里親に育てられたギュンターを主人公にした物語。大人になった彼は舞台役者として生計を立て、共演者と不倫する。一人娘は肺が1つしかない突然変異だった。役者仲間の裏切りによって残酷な仕打ちを受けるギュンターは復讐を誓う。だがその先に、とてつもない驚愕の事実との対峙が待っていた。

「No.10」場面写真

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各国の映画祭は、その衝撃的な内容に「頭がおかしくなるほど素晴らしい。早く観たほうがいい」「大胆さにあきれて、たまげた」「不気味で暗く、怪しく、そしてどうかしている」と騒然。宣伝文句も「不倫の果てに、真実の大宇宙が広がった」「『ボーグマン』で映画のジャンルを超越したヴァーメルダムは遂に『No.10』で物語という概念を突破、正体不明の域に到達した」と銘打たれている。

「No.10」場面写真

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本作で製作・音楽も担ったヴァーメルダムは「脚本を書き始めるときは、これまでに行ったことのない領域にたどり着くべくシーンを次々と構築して配置する。『No.10』は終わりまでに、トーン、人員、ビジュアル、すべての点でオープニングシーンから何光年も離れた場所にいる」と語っている。

国内配給はフリークスムービーが担当。提供にキングレコードが名を連ねた。

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(c)2021 GRANIET FILM CZAR FILM BNNVARA

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