本作は少年院にいる息子と再び一緒に暮らすことを夢見ながら、ビニールハウスで生活する女性ムンジョンを主人公にしたサスペンス。引っ越しの資金を稼ぐため訪問介護士として働くムンジョンの日常は、認知症の老婦人の死をきっかけに一転してしまう。彼女はその夫が盲目であることを利用し、認知症の自分の母親を身代わりに据えるが、その決断はさらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せる。
ポスタービジュアルに添えられたキャッチコピーは「半地下はまだマシ」。「パラサイト 半地下の家族」で注目を浴びた韓国の住居貧困だが、半地下よりもさらに“最底辺住居”として社会問題となっているのが、もともとは作物栽培のための農業施設であるビニールハウスだ。不動産価格の高騰や経済の低迷により、正規の住宅を失った低所得者層や移民労働者が転がり込む事態になっているという。
監督を務めたのは、韓国映画アカデミーで学んだ29歳の
ミモザフィルムズが配給する「ビニールハウス」は、東京・シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
韓国映画「ビニールハウス」予告編(ショート)
韓国映画「ビニールハウス」予告編(ロング)
キム・ソヒョンの映画作品
リンク
はなはな @oUF6p7JDRaKkPdM
観に行く予定。
韓国ではビニールハウスで暮らす人が?と調べたら…
2021年の記事だけど
「移住労働者の69.6%がコンテナ、ビニールハウスなどの仮設施設で暮らしながら働いている」と…。
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