韓国のバイオレンスノワール「THE WILD」公開、監督は「ありふれた悪事」のキム・ボンハン

韓国映画「The Wild（英題）」が、「THE WILD 修羅の拳」の邦題で2月16日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。

本作は、かつて違法賭博場で試合中に相手を誤って殺害し、8年の刑を終えた元ボクシング選手ウチョルを主人公とするバイオレンスノワール。釈放された彼は、犯罪組織の首領であるドシクに一緒に働くよう誘われる。「静かに生きたい」と一度は断るウチョルだったが、偶然出会ったコールガールを守るため汚職刑事ジョンゴンに拳を振るったことで、逮捕の免除と引き換えに、麻薬密売組織の人物を消すよう命じられる。劇中では、謀略と裏切りが交錯する抗争が描かれる。

ウチョルを「新しき世界」「僕の中のあいつ」のパク・ソンウンが演じ、ドシクに「ただ悪より救いたまえ」のオ・デファン、麻薬密売組織を仕切るガクスに「偽りの隣人 ある諜報員の告白」のオ・ダルス、ジョンゴンに「KCIA 南山の部長たち」のチュ・ソクテが扮した。監督は「ありふれた悪事」のキム・ボンハンが務めている。