第46回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)2024が9月7日から21日にかけて東京・国立映画アーカイブで開催される。このたび18歳以下、2005年4月1日以降生まれを対象にコンペティション出品料が無料になることがわかった。
1977年にスタートし、“映画監督への登竜門”として知られるぴあフィルムフェスティバル。同映画祭はコンペティション部門と招待作品部門を設けており、これまでに黒沢清、塚本晋也、李相日、タナダユキ、岨手由貴子、石井裕也などを輩出してきた。
PFFでは2020年から若年層への割引を実施してきたが、若い世代の応募をさらに奨励すべく今回の無料化を決定した。コンペティション「PFFアワード2024」の応募受付は2024年2月1日から3月23日まで。作品の長さ、ジャンルなどの制限はなし。2023年3月24日以降に完成した新作が対象だ。審査の結果にかかわらず、応募作品を視聴したセレクションメンバーから応募者へフィードバックコメントが届けられる。応募要項の詳細は公式サイトで確認を。高校生時に作った作品が入選した例として、犬童一心、手塚眞、近年ではPFFアワード2020に参加した稲田百音などが挙げられる。
映画祭で上映される入選作は7月に発表され、表彰式が開かれる9月20日にグランプリほか受賞作品が決定。なお招待作品部門の詳細は、5月に明らかになる予定だ。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
第46回ぴあフィルムフェスティバル2024
2024年9月7日(土)~21日(土)東京都 国立映画アーカイブ
※月曜休館
PFFアワード2024 作品募集要項
受付期間:2024年2月1日(木)~3月23日(土)
出品料:一般 3000円 / 18歳以下(2005年4月1日以降生まれ)無料 ※学生証または年齢がわかる書類必須
関連記事
映画ナタリー @eiga_natalie
PFF2024の開催日決定、18歳以下はコンペティション部門への出品無料に
https://t.co/UDVt28MFKw
#PFF