映画監督の登竜門として知られるPFFアワード2024の応募が直近17年間で最多の692作品だったことが明らかに。18歳以下からの応募は前年比225%の36本に増えた。
世界でも珍しい自主映画のコンペティションであり、日本映画界の第一線で活躍する監督を数多く輩出してきたPFFアワード。3月23日に締め切りを迎え、前年より135本増となる692作品の応募があった。700本に迫る今回の数字は、780作品の応募があったPFFアワード2007以来の本数となる。
PFFでは若い世代の応募をさらに奨励すべく、今年初めて18歳以下の出品料の無料化を実施。この施策が全体の応募数や若年層の増加につながったとみられ、25歳以下からの応募は前年比で152%増え、全応募者のうち62%が初応募となった。応募者の年齢は平均が30.5歳で、最年少は9歳、最年長は80歳。
全692本のうち入選作品は7月初旬に発表予定。8月には全応募者を対象に、審査員を務めるセレクションメンバーのコメントを郵送する形でフィードバックが行われる。
PFFアワード2024がメインプログラムの「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」は東京・国立映画アーカイブで9月7日から21日にかけて開催。9月20日の表彰式で最終審査員らにより、グランプリはじめ複数の賞が発表される。
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PFFアワード2024、応募本数が直近17年で最多に!18歳以下は前年比225%
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