南北兵士の“口撃”バトル！韓国コメディ「宝くじの不時着」本編シーンが公開

韓国映画「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本作は韓国軍兵士が手にした1等賞金6億円の宝くじが、軍事境界線を越えて北朝鮮兵士のもとに“不時着”したことから、奇妙奇天烈な人間模様が繰り広げられるコメディ。6億円の宝くじを拾った韓国軍人チョヌを「別れる決心」のコ・ギョンピョ、北朝鮮の軍宣伝隊兵士ヨニをパク・セワンが演じたほか、イ・イギョン、ウム・ムンソクらがキャストに名を連ねる。パク・ギュテが監督を務めた。

解禁されたシーンは、6億円の当選くじを拾得して有頂天なチョヌの姿から始まる。軍事境界線付近の放送室にて、スマホで当選番号を何度も確認するチョヌ。そんな中、拡声器を通じて北側からヨニの声が聞こえると、チョヌは挑発的な態度で返答する。そこから2人の“口撃合戦”が幕を開け、まずは先攻のヨニが「バン・グィナム兵長（チョヌ）。ガサツで野暮で名前もイモ臭い」と仕掛けていく。後攻のチョヌも“北朝鮮のIU（アイユー）様”とからかいながら、「“あ”なたは自分を、“い”までも可愛いと思っているから、“ゆ”め見がちでザンネンー」と嫌味たっぷりに三行詩をお見舞い。コミカルな応酬とともに、字幕監修を担当した松尾スズキのユーモアが光る場面となっている。

また映画情報を発信するYouTubeチャンネル「シネマンション」の出演メンバーである“映画バカ芸人”あんこと、タレント / YouTuberのRaMuから本作の鑑賞コメントが到着。あんこは「ぶっ飛んだ状況にありえない展開の連続！ 軍事境界線で起こる緊張と緩和は、予測不能な笑いを巻き起こした！ こんなに笑える映画だなんて、なんだか当たりくじ引いた気分。今年のコメディ映画、一等賞です!!」、RaMuは「ヒヤヒヤする展開が待ち構えていると思ったら爆笑させられ、最後には友情に胸が熱くなり、私の心情振り回されっぱなし！ 韓国コメディアツすぎ！」と絶賛した。

「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」は12月29日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

韓国映画「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」本編映像（レぺゼンバトル）