宮藤官九郎が「ゆりあ先生の赤い糸」出演、菅野美穂の“男前な仏頂面”を間近で見て喜ぶ

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宮藤官九郎が、11月23日に放送されるドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第6話に出演する。

左から木戸大聖、宮藤官九郎、菅野美穂。

左から木戸大聖、宮藤官九郎、菅野美穂。

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本作では菅野美穂演じる地味でタフな主婦・伊沢ゆりあが、意識不明の要介護状態となった夫の“彼氏”“彼女”“隠し子”と奇妙な同居生活を送るさまが描かれる。宮藤は、木戸大聖扮する便利屋・伴優弥の父である博役で参加。劇中、優弥と“禁断の恋”にのめり込んでいるゆりあと対面した博は、彼女にある言葉を掛ける。

「ゆりあ先生の赤い糸」場面写真

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宮藤は「風貌で選ばれたんだろうなと思いましたので、その風貌を生かして“空気読めない、何考えてるか分からない、怪しい、けど馬鹿ではない、息子や孫を思う気持ちだけは本心”という軸はブレずに、自由に演れたかなと思います」と述べ、「オンエアを見て、ゆりあ先生の仏頂面がすごく男前で素敵だなぁと思っていたので、間近で見られてうれしかったです。お芝居の間を合わせてくださって、おかげさまですごくやりやすかったです」と回想した。

入江喜和による同名マンガをもとに、橋部敦子が脚本を執筆した「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜21時から放送。金井紘星野和成、竹園元が監督を務める。キャストには鈴鹿央士、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子らも名を連ねた。なおTELASA(テラサ)では、「ゆりあ先生の赤い糸」の地上波放送終了後に本編が配信される。

木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」

テレビ朝日系 毎週木曜 21:00~21:54

宮藤官九郎 コメント

脚本を読んだ感想

現代的な家庭劇だなぁと思いました。夫の不貞の相手が美少年というのも良いし、そこへ子連れの女が加わり、みんなで夫の介護をするという設定が見事ですし、ゆりあ先生のセリフがただの正論じゃないところも素敵だと思いました。

伴博を演じるうえで心がけたことは?

風貌で選ばれたんだろうなと思いましたので、その風貌を生かして“空気読めない、何考えてるか分からない、怪しい、けど馬鹿ではない、息子や孫を思う気持ちだけは本心”という軸はブレずに、自由に演れたかなと思います。

現場の雰囲気は?

とても良かったです。菅野さんが楽しく明るいムードを作ってくださっているので、もうそれに身を任せてればいいんだなと思いました。

息子・伴優弥を演じる木戸大聖の印象

俺の息子にしてはイケメン過ぎる、絶対に俺の遺伝子は入ってない。それ以外は本当に申し分ない、非の打ち所がない好青年でした。この業界には好青年風の若者はたくさんいるけど、彼は本物の好青年だと思います。お芝居もナチュラルで柔軟で、とてもやりやすかったです。

菅野美穂の印象

オンエアを見て、ゆりあ先生の仏頂面がすごく男前で素敵だなぁと思っていたので、間近で見られてうれしかったです。お芝居の間を合わせてくださって、おかげさまですごくやりやすかったです。

菅野美穂が表現する“おばさん”の真骨頂とは?

いちばんは笑い方、それもカメラが回ってない時の(笑)。笑い声なのに、隣の部屋から聞こえて来ると、ちょっとホラーな感じ。おばさんだけど思い切りが良く、悲壮感がないので、ガシガシ歩く所作とか、仏頂面とか、啖呵を切る場面とか、ドキドキした表情とか、いろんな側面が見られて楽しいです。「もっとやれ!」と思いながら見ています。

視聴者へのメッセージ

達者な皆さんが揃っていて、どの場面も面白く、見応えがあるので、僕の場面は“ながら見”できるようにサラっと演じました。久しぶりの俳優業なので、大目に見て下さい。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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宮藤「風貌を生かして“空気読めない、何考えてるか分からない、怪しい、けど馬鹿ではない、息子や孫を思う気持ちだけは本心”という軸はブレずに、自由に演れたかなと思います」

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