鈴鹿央士と田中哲司が共演する「ゆりあ先生の赤い糸」スピンオフ配信、対照的なカップル描く

ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」のスピンオフ「ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり」の配信が決定。11月16日、本編ドラマ第5話の放送終了後からTELASA（テラサ）で独占配信される。鈴鹿央士が主演し、木戸大聖、えびちゃん（マリーマリー）、田中哲司が共演した。

入江喜和の同名マンガをもとにした「ゆりあ先生の赤い糸」では、地味でタフな主婦・伊沢ゆりあが、意識不明の要介護状態となった夫の“彼氏”“彼女”“隠し子”と奇妙な同居生活を送るさまが描かれる。菅野美穂がゆりあを演じるほか、ゆりあの夫・吾良役で田中、吾良の彼氏・箭内稟久役で鈴鹿、ゆりあと恋に落ちる便利屋・伴優弥役で木戸がキャストに名を連ねた。

本編ドラマの前日譚となる「ゆりあ先生の赤い糸のはじまりのはじまり」には、付き合いたての稟久と吾良のカップル、優弥とえびちゃん演じる里菜の別居中夫婦が登場。同じレストランに偶然居合わせた、ラブラブなカップルとヒリヒリ状態な夫婦の対照的な関係が映し出される。脚本は本編ドラマと同じく橋部敦子が執筆し、監督は籔下雷太が務めた。

鈴鹿は「スピンオフは、同じ店内にいながらも離れた席にいる優弥たち夫婦と僕たちのカップルの会話が入り交じる構成なので、『どうやって撮るんだろう。映像になったら絶対面白いんだろうな』と思いながら、台本を読みました」「稟久と吾良さんが付き合い始めたときのお話なので、2人の空気感もよく見えていると思います」とコメント。田中は「本編の吾良はこれまで稟久との回想シーン以外、ずっと昏睡状態。しかも、回想シーンも最近は撮影していなかったので、こんなにも台詞があることに驚きつつ新鮮でした」と述べている。

金井紘、星野和成、竹園元が監督を務める「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜21時から放送中。TELASA（テラサ）では、地上波放送終了後に本編が配信される。

木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」

テレビ朝日系 毎週木曜 21:00～21:54

鈴鹿央士 コメント

スピンオフドラマができると聞いたときの感想

吾良さんと話す機会がもう1個できるということで、すごくうれしかったです。スピンオフは、同じ店内にいながらも離れた席にいる優弥たち夫婦と僕たちのカップルの会話が入り交じる構成なので、「どうやって撮るんだろう。映像になったら絶対面白いんだろうな」と思いながら、台本を読みました。哲司さんとも本編の撮影合間に、スピンオフの台本をちょっと読み合わせしたりして…その時間がすごく幸せでした。そういう時間を持てたのもスピンオフのおかげだなって、うれしくなりました。

スピンオフの撮影について

本編では吾良さんと一対一で話すシーンが短い回想シーンのみだったので、「どうやって話せばいいんだろう!?」と、ちょっと緊張もしていたんです。でも、いざ撮影が始まったら楽しかったです！

スピンオフの見どころは？

稟久と吾良さんが付き合い始めたときのお話なので、2人の空気感もよく見えていると思います。本編とも絶妙につながっていますし、ご覧いただければ本編の面白さもより増すはず。「ゆりあ先生の赤い糸」には地続き感があって、実は僕自身も一視聴者として「この世界のどこかの家が、本当にこういう形かもしれないな」と思いながら見ています。スピンオフにも同じように地続きの面白さがあるので、ぜひ本編と併せて見ていただきたいです。

田中哲司 コメント

スピンオフドラマができると聞いたときの感想

本編の吾良はこれまで稟久との回想シーン以外、ずっと昏睡状態。しかも、回想シーンも最近は撮影していなかったので、こんなにも台詞があることに驚きつつ新鮮でした。スピンオフでは、本編にはない“りっくん（稟久）との関係が見られるシーン”を作ることができる。すごく素敵な台本で、うれしく思いました。本編の撮影の合間で、鈴鹿くんがセリフに余裕がありそうなときに、吾良が寝ているベッドの横でセリフ合わせをしてもらい、言い回しや雰囲気を固めていきました。

スピンオフの撮影について

「久しぶりにしゃべったな」という感じで、楽しかったです。本編の第4話でも流れた水族館デートの回想シーンに、今回のスピンオフがつながっているというのも、見どころです。

スピンオフの見どころは？

水族館デートのエピソードしかり、優弥たち夫婦もニアミスで同じレストランにいたという“つながり”が、すごく素敵だと思います。そんな“素敵なつながり”を見られる機会をぜひ楽しんでいただきたいです。